そら行けと吠える天使は唄った

そら行けと吠える天使は唄った

シナリオをプレイするうえでのヒント

 プレイヤーに題名を教えるな! それだけで多くのことがわかってしまう。『ドゥームベインの人狼』という題名は、きみがべつのウェアウィザードと話をするときに限って使うべきで、手がかりをあたえたくないプレイヤーたちが相手のときに使ってはならない。というわけで、もう一つの題名を考えるとしよう、何かあたりさわりのないやつを(そして、『そら行けと吠える天使は唄った』とか『牙の記憶』などという気取ったものでない題名を)。

 まあ失敗のないように、『秋の日のブルーベル森』といったあたりに落ち着くんじゃないだろうか。

J.H.ブレナン著 本田成二訳『モンスター・ホラーショウ』社会思想社
冒険を始めよう

 さあ、いよいよ始まりだ。テーブルか何かのまわりにプレイヤーたちが坐った。仕切りやら何やらを全部並べた。魔術師(ウィザード)には基礎的な呪文を教えた。プレイヤーたちがシナリオに持っていこうとするがらくたを全部調べた。シナリオの題名は『夏の世の露はどこへ行く?』だと告げた。(訳注:このいいかげんさ、というかブレナンのウィットを見よ。前に出てきたご推奨題名と違っている)休暇にヨーロッパの旅に出たところが、ツアー・ガイドに逃げられ、立ち往生してしまった、というよた話を長々としゃべった。

 ここでシナリオ・キーの第一の地図のA地点の項目を参照し、雰囲気たっぷりに書かれた(素晴らしい文章だということは置いといて)説明文を読み上げよう……。

 そしてあとは、プレイヤーたちがやりたいようにやらせるのだ!!!

J.H.ブレナン著 本田成二訳『モンスター・ホラーショウ』社会思想社