なかよくなれるかな

なかよくなれるかな

モンスター・ホラーショウ

馬鹿げた質問とその答え

馬鹿げた質問とその答え

Q(質問):〈モンスター・ホラーショウ〉って何?

A(答え):それは悪夢と冒険に溢れた魔法の世界だよ。そこでは、きみもきみの友達も想像できないほどの困難に立ち向かい、命を懸けて戦うのさ。悪をこらしめ、呪文を唱え、敵を叩き切り、財宝を集め、ひと言でいえば上品さとはまったく無縁の人生を送るってわけ……最期の時が訪れるまで、何日も、何週間も、何か月も、何年ものあいだね。


Q:どこで〈モンスター・ホラーショウ〉をプレイするの?

A:きみの頭のなかさ。

Q:ソロ・アドベンチャーみたいに、ひとりでプレイするの?

A:いいや、友達といっしょにプレイするのさ。

Q:〈ウェアウィザード〉って?

A:もし運がよけりゃ、きみがなるのさ。〈ウェアウィザード〉は、〈モンスター・ホラーショウ〉をとりしきって、冒険者が生きるか死ぬかを決めたり、ぱちりとまばたきをするだけでモンスターに変身したりできる。その言葉は法律であり、信望は厚く、魔法は万能というわけさ。〈ウェアウィザード〉は、究極の仲裁人、冒険世界の創造者(ときには冒険物語の製作者でもあるし)、モンスターたちの飼い主でもある。〈ウェアウィザード〉は、技量に優れ、勇気があり、機智に富んで、頭もよく、訓練を積んでいるうえ、とてつもなく器量よしだ。

Q:〈ウェアウィザード〉になれるのは、男の子か女の子だけなの?

A:そうだよ。

Q:どうすれば〈ウェアウィザード〉になれるの?

A:〈ラビリンス・オブ・スクワット〉を通り抜ける道を切り開けばいいのさ。

Q:それはソロ・アドベンチャーなんだよね?

A:そうとも。

Q:でも〈モンスター・ホラーショウ〉はソロ・アドベンチャーじゃない?

A:そうだよ。

Q:この本に〈モンスター・ケージ〉があるってほんとう?

A:あれは、そっとしといたほうがいいよ。

Q:なかよくなれるかな

A:もちろんだとも。

J.H.ブレナン著 本田成二訳『モンスター・ホラーショウ』社会思想社