ギャンブラー

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第2章 プレイヤーへの指針

9 困ったプレイヤーにならないために
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 プレイヤーがほんとうにキャラクターになり切っていない好例がこのタイプだ。とにかく、無茶な勝負を挑みたがる。クレバスがあれば、ゾロ目を二、三回出さなければ成功しないようなセービング・ロールに挑戦して飛び越えようとする。あきらかに勝てないとわかっているモンスターの巣へ強行突破をこころみるなどは当たり前。賭に負ければ負けたで(たいていは負ける)、キャラクター用紙に消しゴムをかけながら、さばさばと「うまくいくと思ったんだけどなあ」これではほかのプレイヤーがたまらない。ゲームマスターだってネタを用意して、それに沿っていろいろと考えてもらいたかったろう。RPGはばくちじゃない。サイコロ・ゲームじゃない。キャラクターの目を通して架空世界を楽しむゲームなんだ。サイコロなんてのはそのための手段でしかないんだよ。

清松みゆき『T&Tがよくわかる本』教養文庫 社会思想社 p128-

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