セントール

セントール

セントール

技術点成人10(攻撃・成人のみ2度)子ども6
体力点成人10子ども5
生息地平原、荒野、森林
遭遇員数1~6
形態動物/人間型
反応中立―非友好的
知能

 半人半馬のセントールは現実の生き物というより伝説の怪物を思わせる。馬の体と脚を持ち、四本足で立つが、腰から上はふつうの人間に見える。二本脚の親戚におとらぬ知能を持ち、時には人間と会話もする。弓、槍、楯をたずさえているのがふつうである。戦時下においては下半身を保護するものもふくめて全身を鎧でかためることもある。

 セントールは人間とまったく異なる文化を持ち、種族間の類似などおよそ眼中になく、むしろ人間を襲撃して食べることをこのむ部族も多い。彼らの信ずるところによればもとは馬だったのだが、なんらかの過失により偉大なる雄馬神ハンハニアに祟られて鈍重な人間の体に棲むはずかしめをうけているのだ。この祟りのことや、それから解放されたいとの願望を題材とした物語や歌を聞かせることをいたくこのむ。セントールの子どもは親によく似ているが、体が小さく、きわめて悪戯好きである。

M.ガスコイン編浅羽莢子訳『モンスター辞典』社会思想社