セージ

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第2章 プレイヤーへの指針

困ったプレイヤーにならないために
セージ

 賢者である。とにかく、知識をひけらかすのが楽しみで、実際のゲームのことなどおかまいなしである。何かあれば、自分の知識に結びつけてうんちくをたれる。それだけならまだいいが、なかにはあらさがし、揚げ足とり的にゲームマスターをいじめようとするやつさえいる。「吸血コウモリですか、これって南米にしかいないから、中世ヨーロッパ舞台のゲームに出てくるのってへんですね」(あっと、ちないに「なんでもあり」のゲームだけのことはあって、「T&T」では、”実在の吸血コウモリに似た、ちょっと大きめの吸血コウモリ”が登場する)。プレイヤーの知っていることが、かならずしもキャラクターの知っていることではない。とくに、プレイ中にシナリオそのものに文句を言うのはよくない。キャラクターの立場にしてみれば、それは天に唾を吐いているのにひとしい。自分の知らないこと、常識外のことが起こる、なんてのは実生活でもよくあるじゃないか。

清松みゆき『T&Tがよくわかる本』現代教養文庫 社会思想社

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