セービング・ロール

セービング・ロール

セービング・ロール SR

 しばしばキャラクターは、純粋な運だけが自分を助けてくれるような危険に(罠、魔法、自らのドジによって)さらされることがあります。そのようなときはセービング・ロールを要求することで、キャラクターの幸運度(または他のふさわしい能力値)を試すことになります。

 これらのサイコロによる判定には、難しさを表わすレベルを用意します。ゲームマスターが、それぞれの試みの難しさのレベルをきめます。避けようとする危難がわりあいふつうのもの――飛び道具をかわす、口を開いた穴に落ちないようにする――なら、わずか「1レベル」のセービング・ロールが必要です。しかし、危険がとんでもないもの――サメがうようよしている水中12メートルのところで巨大イカにつかまらないよう逃げる――なら、もっと高レベルのセービング・ロールが必要になります(おそらく5レベルでしょう)。判断するのは、つねにGMの仕事です。

 セービング・ロールを行うときは、つねにサイコロを2個(2D6)使います。ただし、セービング・ロールの場合には、かならず「ゾロ目を加えて振り直す」ようにします(doubles add and roll over、通称DAROのルール)。すなわち、ゾロ目を降り続けるかぎり、足し合わせては振り直すのです。たとえば、サイコロを2個振って両方「3」が出たとします。もし2回目のサイコロで「6」のゾロ目が出たなら、さらに振り直して、結果に「6+12」を加えます。3回目のサイコロが5(「2」と「3」)だったなら、合計は「6+12+5=23」になります(これはきわめて優秀です――ほとんどの場合、百回試みてもこれほどよいセービング・ロールの結果にはたどりつけません)。

 失敗したセービング・ロールの結果を成功に変えるため、いつでもあなたのキャラクター・レベルを加えられることを忘れないでください。

 セービング・ロールを行うように言われたなら、同時にレベルと能力値も指定されます。たとえば、「幸運度で1レベルのセービング・ロール」というふうにです。じっさいにセービング・ロールを試みるには、ただ2D6を振り、指定された能力値を加えるだけです。その合計を、次の目標値と比べます。合計が目標値以上であれば、試みは成功です。

レベル目標値
1レベル20
2レベル25
3レベル30
4レベル35
以降、レベルが上がるごとに+5
ケン・セント・アンドレ『トンネルズ&トロールズ』新紀元社