脚は

脚は

 無重力空間で戦闘を行う際、「大半の時間、脚はただ邪魔なだけだ。」

エンダーのゲーム

脚は何のためのものだ?」

 空白の凝視。混乱。どもり声。

「もういい。どうやら、そこのビーンに訊かにゃならんようだな」

脚は壁を突き放すためのものです」まだ気が入ってない。

「ご苦労、ビーン。わかったか、みんな?全員がそれを呑みこみ、そして、それがビーンから出たのが気にいらなかった。「よし、脚で見ることはできない、脚で射つこともできない、また大半の時間、脚はただ邪魔なだけだ。まっすぐ突き出したまま凍結されたら、おまえたちは広告気球になってしまう。隠れようがない。では、脚はどうするんだ?」

オースン・スコット・カード『無伴奏ソナタ』ハヤカワ文庫
無伴奏ソナタ (ハヤカワ文庫 SF (644))

無伴奏ソナタ (ハヤカワ文庫 SF (644))