蜀犬 日に吠ゆ

1901-01-02

[][]一月二日 ヨハネによる福音書一五の七は、おそらく聖書全体のなかでも はてなブックマーク - 一月二日 ヨハネによる福音書一五の七は、おそらく聖書全体のなかでも - 蜀犬 日に吠ゆ

眠られぬ夜のために〈第1部〉 (岩波文庫)

眠られぬ夜のために〈第1部〉 (岩波文庫)

一月二日

 ヨハネによる福音書一五の七*1は、おそらく聖書全体のなかでも最も注目すべき言葉であろう。この言葉が真実であるならば、人間が地上生活のあいだに脅かされる一切の悪に対して、つねに助力が用意されているのである。

 そうだとすれば、この言葉を語った人が、世の常の人間ではなかったということも真実である。


 しかし、おのぞみならば、このことはしばらく措くとしよう。そして、まず第一に、この言葉が約束している助力の前提条件を満たすように試してみなさい。それは決してあなたを害するはずはなく、むしろあなたの命の救いとなるであろう。

 同胞教会讃美歌一〇〇九番。

ヒルティ著 草間平作・大和邦太郎訳『眠られぬ夜のために』第一部 岩波文庫

*1:「あなたがたがわたしにつながっており、わたしの言葉があなたがたにとどまっているならば、なんでも望むものを求めるがよい。そうすれば与えられるであろう。」