蜀犬 日に吠ゆ

1919-02-27

[][]二月二十七日 神は、わたしたちを怒りにあわせるように定められたのでなく はてなブックマーク - 二月二十七日 神は、わたしたちを怒りにあわせるように定められたのでなく - 蜀犬 日に吠ゆ

眠られぬ夜のために〈第2部〉 (岩波文庫)

眠られぬ夜のために〈第2部〉 (岩波文庫)

二月二十七日

 「神は、わたしたちを怒りにあわせるように定められたのでなく、わたしたちの主イエス・キリストによって救いを得るように定められたのである」(テサロニケ人への第一の手紙五の九)。これは、使徒パウロが、多分彼の創立した教会に宛てて書いたと思われる、初期の手紙の一つに、記された言葉である。なおこの言葉は、その前にある別の言葉(第五節)と結びついており、ここでパウロは光の子と闇の子とを区別している。そして初めに記した第九節の言葉はただ光の子にだけあてはまるものである。これに反してその他の闇の子らは、何事かについて、あるいはなにびとかに対して、たえず怒りをいだいて暮しているものがどんなに多いことであろう。それでいながら、彼らの多くがこの世の浄福を、キリストを通じてではなく、なにかほかの仲介によって得ようとあせっていることだろう。あなたはこの両者の厳しい境界線を見のがしてはならない。あなたはその両方を同時に持つことはできない。ぜひどちらか一方を択(えら)ばねばならない。そして択んだ以上は、あなたが択んだものに不平を言わぬがよい。現代では、世間に心をつなぐ者は、みな不平を言っており、自分の運命に満足するものはひとりもない。だが、キリスト者の大多数も完全にそうしているとは限らない。というのは、彼らも怒りと闇の残りかすを自分のうちにとどめていたり、キリストみずからがおそらく求め給わないようなものや彼を通じては得られないものを願ったり、そればかりか、しばしばあらゆるものを求めてやまないからだ。同胞教会讃美歌一七六番、二五九番、二八二番。

ヒルティ著 草間平作・大和邦太郎訳『眠られぬ夜のために』第二部 岩波文庫

テサロニケの信徒への手紙 一 五

The First Epistle of Paul to the THESSALONIANS

9 For God did not appoint us to wrath, but to obtain salvation through our Lord Jesus Christ,

9 神は、わたしたちを怒りに定められたのではなく、わたしたちの主イエス・キリストによる救いにあずからせるように定められたのです。

新共同訳『新約聖書』国際ギデオン教会

テサロニケの信徒への手紙 一 五

The First Epistle of Paul to the THESSALONIANS

5 You are all sons of light and sons of the day. We are not of the night nor of darkness.

5 あなたがたはすべて光の子、昼の子だからです。わたしたちは、夜にも暗闇にも属していません。

新共同訳『新約聖書』国際ギデオン教会