蜀犬 日に吠ゆ

1919-07-17

[][]七月十七日 直観的認識を受けいれるために はてなブックマーク - 七月十七日 直観的認識を受けいれるために - 蜀犬 日に吠ゆ

眠られぬ夜のために〈第2部〉 (岩波文庫)

眠られぬ夜のために〈第2部〉 (岩波文庫)

 ルカによる福音書一一の一三、一〇の二一・四二*1ヨハネによる福音書一四の一七*2。このような直観的認識を受けいれるために、また、それを害なしに自分の内部で消化するために、ある種の予備的修行を必要とすることに留意しなければならない。さもないと、我流の独学者が生まれる。彼らはなるほど現世でたしかに多くの偉大なことをやりとげたけれども、しかしまた、彼らみずからにとっても、他人にとっても、危険なしにはすまなかった。というのは、彼らは霊による啓示と自分の空想との区別がつかないからである。

ヒルティ著 草間平作・大和邦太郎訳『眠られぬ夜のために』第二部 岩波文庫

*1:「このようにあなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天の父はなおさら、求めて来る者に聖霊を下さらないことがあろうか。」「そのとき、イエスは聖霊によって喜びにあふれて言われた、『天地の主なる父よ、あなたをほめたたえます。これらの事を知恵のある者や賢い者に隠して、幼な子にあらわしてくださいました。父よ、これはまことに、みこころにかなったことでした。』」「しかし、無くてはならぬものは多くない。いや一つだけである。マリアはその良い方を選んだのだ。そしてそれは、彼女から取り去ってはならないものである。」

*2:七月五日の注(**)参照。