蜀犬 日に吠ゆ

1919-09-22

[][]九月二十二日 復活の約束 はてなブックマーク - 九月二十二日 復活の約束 - 蜀犬 日に吠ゆ

眠られぬ夜のために〈第2部〉 (岩波文庫)

眠られぬ夜のために〈第2部〉 (岩波文庫)

九月二十二日

 ヨハネによる福音書一〇の一七・一八*1。これは、十字架上の主をもなおも慰めたにちがいない復活の約束であるばかりでなく、また、すこしちがった意味で、われわれの一人ひとりのためにも語られた言葉である。われわれは自分のいのちを、また自分の力できずいた人生をも、みずからすすんで捨てて、そのかわりに、神の力によるより善きいのちを得るようにしなければならない。これはたやすいことではないが、しかし出来ることである。

ヒルティ著 草間平作・大和邦太郎訳『眠られぬ夜のために』第二部 岩波文庫

*1:「父は、わたしが自分の命を捨てるから、わたしを愛して下さるのである。命を捨てるのは、それを再び得るためである。だれかが、わたしからそれを取り去るのではない。わたしが、自分からそれを捨てるのである。わたしには、それを捨てる力があり、またそれを受ける力もある。これはわたしの父から授かった定めである。」