蜀犬 日に吠ゆ

1919-10-18

[][]十月十八日 わたしのたましいをこのひとやから出し はてなブックマーク - 十月十八日 わたしのたましいをこのひとやから出し - 蜀犬 日に吠ゆ

眠られぬ夜のために〈第2部〉 (岩波文庫)

眠られぬ夜のために〈第2部〉 (岩波文庫)

 「わたしのたましいをこのひとやから出し、み名に感謝させてください」(詩篇一四二の七)。これはアッシジの聖フランチェスコの最後の言葉でもあった。そしてまた、おそらくわれわれの最後の言葉となるかもしれない。というのは、全体として考えると、老年において多くの苦しみをともなうこの肉体的存在は、自由と、より善き、さまたげなき活動能力とを渇望するたましいにとって、ますます牢獄として感じられるからである。

 箴言四の十八*1

ヒルティ著 草間平作・大和邦太郎訳『眠られぬ夜のために』第二部 岩波文庫

*1:「正しい者の道は、夜明けの光のようだ。、いよいよ輝きを増して真昼となる。」