蜀犬 日に吠ゆ

2007-11-08

HTT

[][][]Capter 1 港の珍事 23:29 はてなブックマーク - Capter 1 港の珍事 - 蜀犬 日に吠ゆ

冒険者登場!

GM:では。T&Tといえばカザン大陸の冒険ということになるのですが、実は私もよく知らない。

韋駄天:相変わらず適当(笑)。

GM:君たちはお互い旅の身の上で、たまたま港町の大きな宿屋で知り合い、一緒に旅することになった。

韋駄天:するとリーダーが必要だね。どうだろう、この僕ということでは。なあ、トンズラ。

トンズラ:ジョンさんなら信頼できますよ。

アラライ:二役で説得にかかったな。卑怯者め(笑)。まあ、仲間はいた方がいいし、異存はないよ。

ガーラ:同じ。

韋駄天:そうか。しかし君らは防具がフルヘルムだけとは、あまりにみっともないぞ。もっともうちのトンズラも同じなのだが。

GM:安いからね。鎧が買えないとそうなるのかも。「わかる本」ではみっともないとされていた行為ですけど。

韋駄天:あと、港町って、大きいの?

GM:そこそこ。ブラックサンドくらいは。

韋駄天:ブラックサンド?「ポート・ブラックサンド気をつけろ!」

GM:治安はずっといいけどね。


韋駄天:なるほどお互いに貧乏だ。ということは地道に仕事をすべきではないか。酒場の親爺に聞いてみよう、最近、儲かる話を聞いたことはないかね。

親爺(GM):ないよ。

韋駄天:ありゃりゃ?ないってことはないだろう?

親爺:おまえさんたちの気に入るかどうかは知らんがね。港での荷運びくらいなら世話してやれるよ。だけど最近は冒険者なんてお呼びじゃないのさ。

ガーラ:荷運びだってやるよ。お金が欲しいんだから。

韋駄天:まあ、待ちなさい、トロールワールドは普通のファンタジー世界よりは時代が進んでいるのだ。ハンドキャノンとかあるしね。ここは一つ「布告人ギルド」で情報を集めようじゃないか。

ガーラ:なに、それ?

韋駄天:法律や戦争などの公式発表を行う機関だが、冒険の情報も手にはいるのだ。

GM:(そういやそんなのあったなあ)じゃ、ギルドにいってみるのね。

アラライ:ぞろぞろと。

GM:OK。布告人ギルドは、王様からの公式情報を街の人々に伝えるための組織で、それ以外にも多くの情報が集まる場所だ。事務所は多くの人で混み合っている。

韋駄天:まずは掲示板をチェックするのだ。

GM:”冒険者、求む!”の張り紙は、残念ながらないようだね。普通の荷運びとかの仕事はあるよ。

アラライ:やっぱり不運なドワーフを連れてきてるから。

ガーラ:ひどい~。

韋駄天:荷物運びなんぞ安い仕事はしたくないなあ。ちょっと街の話なんかを聞いてみるか。

GM:集まっている人たちの話だと、今日は地方の貴族がこの街で結婚式を挙げるというので、その噂で持ちきりらしい。

ガーラ:幸せな人もいるのね。神様って不公平。

韋駄天:その幸せを分けてくれないかな。庶民に大盤振る舞いがあるとか…

ガーラ:逆に生け贄を求めているかも…

GM:どんな結婚式だ。大盤振る舞いはないけれど、新婚の二人はそのまま旅行に出かけるということで港では荷運びの仕事がたくさん出ている。通常の何倍もの報酬が出ているそうだけれど、荷物が多いし重たいのでみんな仕事が続かないそうだ。で、報酬は日に日にアップしたそうだよ。

GM:掲示板によると、港でドムズという親方が仕事の口入れをしているとある。

韋駄天:こっちにはドワーフがいるんだ。よし、荷運びでひとまず稼ごうぜ。

 港の冒険

ドムズ(GM):おまえたちが新入りか。よし、こっちに荷物があるからどんどん運べ。一つ運ぶごとにに10GPやろう。

韋駄天:おお、すごいぞ。荷物はどれぐらいあるの?

ドムズ:この倉庫にまだ山のようにあるぞ。あっちの船まで運ぶんだ。

GM:親方の指さす先には大型の帆船が浮かんでいる。

アラライ:金持ちは違うねえ。じゃあ、全部はこぶといくらもらえるの?

GM:ちょい待ち。一個はこぶごとに、体力度で3レベルのSR(セービング・ロール)をお願いしますよ。

アラライ:3レベル?目標値はいくつでしたっけ?

GM:30。

アラライ:私のSTは11ですよ。むりむり。

ガーラ:私は30だからファンブル(自動失敗)でない限りだいじだ。

GM:複数の人で持つ場合、人数で割って切り上げたレベルで判定してもいいよ。成功したら荷物を運んでいけるけど、判定したレベル分だけ体力度を失う疲労をします。失敗したら、荷物は途中で下ろされて、目標値に達しなかった分だけ疲労ね。

アラライ:1レベルでも厳しい~。僕は見ててもいいですか。

韋駄天:ばかもん、といいたいがトンズラーも体力度は低い。途中からの荷物はレベルが下がったりしないかい。

GM:途中から…失敗しても少しづつ運ぶことはできるから、3回失敗しても船まで運べたことにしよう。

アラライ:僕のタレント「スタミナ」を使ってもいいですよね?

GM:ああ、そうか。もちろんいいよ。


 結局、トンズラーは1回のSRで脱落。残りの3人で荷物を運ぶことに。


ガーラ:あたし一人で運べるのに~。


 荷物を3つ運んだところで、疲労回復のために休息。


韋駄天:う~ん、あんまりもうからんもんだなあ。運んでいるのは俺たちだけか?

GM:まあ他にも何人かいるけどね。君たちと同じように運んでは休みって感じ。と、そこへ…

ボハラ(GM):アハハハッハハハ、アハハハッハハハ。

アラライ:このテンプルにカチンと来る笑い声は…

ボハラ:だうも!刈谷勇 どS! …って違います。「おれは、”何でも屋”ボハラだ!」

韋駄天:知ってる人?

GM:知らない。でもドムズの親爺は知ってるみたい。「なんじゃ、ボハラ、邪魔しに来たのか。」

ボハラ:失礼な。荷物運びをやってやろうというんだよ。こんなチンチクリンどもじゃあ、出港に間に合わんだろうと思って助けに来てやったんだ。

GM:そしてボハラが「おい、出番だぞ」と振り返った後ろには、2匹のオーガーが控えている。

韋駄天:さすがトロールワールド。なんでもありか。

GM:いやさすがにオーガは人類の敵だから。ドムスも「エライもんを連れてきたな、モンスターじゃねえか。」と驚いている。

ボハラ:「ただのモンスターと思うな。この俺さまの忠実なる僕だぞ。」と、金色の鎖をじゃらじゃらさせている。オーガどもはおとなしく立っているよ。

ボハラ:「ようし、働け!」と言うとオーガたちは従順に荷物をひょいひょい運びはじめた。

ガーラ:あたしだってできるのに~。

韋駄天:張り合ってどうする。しかし、強力なライバル登場だな。このままだとわれわれの取り分が少ない。仕事を再開しよう。

GM:と、君たちが倉庫の荷物に向かったとき、悲鳴が!

韋駄天:展開早いな、おい。

ボハラ:「なんじゃ?あの箱?い、いや…棺桶?はっ!こら”戒めの鎖”!戒めの鎖!」

オーガA:「てめえの番は終わったんだよ。」といいつつボハラを頭からかじった。…たちまちあたりは悲鳴と怒号に包まれる!

韋駄天:恢復していてよかった。親方、あいつを倒したらボーナスはずんでくださいよ!

ドムス:(なんでワシに責任とれみたいな言い方なの?)という顔をしたけど、オーガが荷物の箱に手を出しそうなので「頼むぞ!」と応援してくれる。

韋駄天:「頼むぞ」だけぇ?いくらなの?

ドムス:うるさい、だいたいおまえら勝てるのか?報酬なら、港の顔役であるワシを信じろ!

ガーラ:そうねえ。勝てるのかしら。

韋駄天:やったるぜ。


戦闘開始。第1ターンでアラライはオーガに「これでもくらえ」、残り3人は真っ向から挑みかかる。合計ヒットは109(悪1、TTYF15)。対するオーガは91(悪2)。ガーラが悪意ダメージを受ける。


GM:いてて。うがおー。バーサークすっど。

韋駄天:これでもくらえで戦闘修正は落ちているはず。おそるるに足りん。


第2ターン。全員で殴りかかるも、合計ダメージ107(悪3)にたいしてオーガは121(悪3)!…とGMがいきりたったものの、すべて鎧で吸収される。


GM:フルヘルメットごときにぃ~。腹のガードががら空きじゃぞ、腹をねらわんかい!


第3ターン。107(悪4)対107(悪2)。修正の下がり続けるオーガでは勝ち目がない、が。


GM:オーガのそばの箱から…トンズラーに向けて不意打ちが!

トンズラ:なに?なに?

GM:不意打ちなのでSRは幸運度で2レベルにしよう。

トンズラ:失敗。

GM:ダメージは(ころころ)59。

アラライ:嘘だ~なんで2ダイスでそんな数が出るんだ~。

トンズラ:僕、どうなったの?死んじゃうの?

GM:耐久度が-10を下回ると、完全死亡となります。

トンズラ:げげげ。

オーガ:…バーサーク中なので台詞はなし。

韋駄天:あの箱、何かあるな。どんな箱?

GM:戦闘中なんだけど…豪華な装飾が施された箱だ。ボハラの首から下が載っている。

韋駄天:そういや箱がどうとかいってたんだよな。あの箱、危険だ。

ガーラ:どうしよう。

韋駄天:オーガはどうせバーサーク中だから、箱からの飛び道具をふせぐために、遮蔽物の後ろで戦えないかな?

GM:港は、今運んでる以外にもいろんな箱や樽や荷物があるから、チンチクリンたちには好都合ですよ。

韋駄天:大きなお世話だ。とにかく、下がりつつ戦う。


第4ターン。アラライのTTYFふたたび。しかし合計は72(悪0)対95(悪1)。これはさすがに鎧を通る。


アラライ:もうこれでもくらえは撃てませんよ。

GM:では、箱の飛び道具ふたたび。

韋駄天:届くのか?変化球とか?

GM:オーガの背中に命中。

韋駄天:あれれ?

GM:オーガB、死亡。


第5ターン。74(悪2)対63。

第6ターン。80(悪2)対64(悪3)。オーガA死亡。


韋駄天:おおい、なんで死んじまったんだ。

GM:と、君たちが嘆いていると。

アラライ:僕は例の箱を調べたいなあ。近づいても平気かな。

韋駄天:トンズラはなにで攻撃されたんだ?それによって違ってくると思う。

GM:トンズラの体には、箱のつなぎ目の金具が深々と突き刺さっています。

韋駄天:それであの致命傷か…

GM:すると、一人のしゃれた紳士が駆けつけます。「なんだ?一体なにがあったんだ?」

ドムス:おや、これはレオの旦那。いやね、オーガが暴れましてね。いえなに、荷物の方はもうあらかた片付いたんでね、ご心配なく…

韋駄天:貴族か?

GM:いや、その下働きといった風情だね。上等の着物は着ているけれども、育ちはよくない感じ。

アラライ:成り上がり者めえ~~

韋駄天:いや、俺たちも成り上がるんだ、旦那、こんな危険な荷物だってわかってたら運ばなかったぞ。

GM:するとドムスが割って入って、「いえ、旦那の荷物のせいじゃねえです。とんまがオーガを連れてきましてね。そいつが暴れたんでさあ。」そして君たちを睨む。「荷物がどうだって、おまえら言えた身分か?怪物はいなくなったんだから、さっさと運ぶんだよ!」

韋駄天:いや、あの箱のそばには寄りたくない。

アラライ:この紳士とやら、怪しいぞ。

GM:すると紳士は「この箱か?」といいつつツカツカとその箱によっていく…でもなにも起こらない。

ガーラ:あれ?

ドムス:だからいってんすよ。この死んだやつはオーガのせいなんす。旦那の荷物には関係ないですよ。

GM:しかし紳士は逆に「こんな箱あったっけ?」とかいっている。

韋駄天:じゃあ、海に投げ込んじゃおう。

ドムス:「いや、伝票にあるとおりっすよ。」そして伝票を確認した紳士も「確かにジョーンズ家の荷物だ。」

韋駄天:じゃあ、バックラーで急所を隠しつつ近づこう。

GM:なにも起きない。

韋駄天:うーん、箱を開けたいんだけど。

GM:ドムスはきっぱり拒否するね。紳士もなにも起きないならいちいち開けなくてもいいじゃないかという意見。

アラライ:しかし、人が一人死んでるんですよ!

紳士:「死んだ?どれ、見せてみたまえ。」といいつつ、「コオオオォォォ」、「うりゃ」。すると、トンズラーの顔が少し赤みを帯びてきた。

韋駄天:すげえ!魔法かな?

GM:ちょっと違う感じ。中国の気功に近い感じ?突き刺さった金具を抜いて止血をするとトンズラーは生き返った!耐久度は1ですが。で、

紳士:無茶な仕事を頼んだとは思っている。すまなかったね。だがこれで問題は解決。仕事を続けてくれるね?

ドムス:そうだ!日暮れまでには運び終えなきゃなんねえ!おまえら、早く仕事に戻れ!

韋駄天:その前に、オーガを退治したんだからその報酬を欲しいな。

ドムス:わかった。一人100GP出そう。だが、荷物を全部運び終わったら運んだ駄賃と一緒に渡すぞ。

韋駄天:まあいいか。残りを運んじゃおうぜ。

GM:よし、じゃあ、オーガどもが結構運んだので残りはわずかだった。君たちが日暮れまでに運んだ数は、サイコロ1個分にしよう。誰が振る?

韋駄天:ここはリーダーの俺が。(いっころ)2。(がっかり)

GM:どうにかギリギリで荷物を積み終えた。ところが、ドムスの親方すべてを積み終えることにばかり気をかけていたので、全部積みこんだ途端に後片付けを始めた。


GM:君たちがまだ船倉にいるのに、階段を上げて蓋を閉めてしまったのだ。

冒険者たち:どういうこと?

GM:じゃ、ここで冒険点の清算といきますか?

冒険者たち:こら~~~~!!

 Capter1 Result

冒険点は、それぞれ以下のように獲得。

パーティ総合

「勇気」200点、オーガどもは2レベルでした。

「戦闘」104点、オーガのMR

「策略」0点

4人でおのおの76点


各人

SR、魔法の分を獲得(アラライは魔法のぶんを書き留めていなかったので厳重注意。魔法をかけた分だけ獲得できる。TTYF2回分なので10点だが、無効)。

ロールプレイ分はなし。