蜀犬 日に吠ゆ

2008-07-25

[]ふりかえり 13:12 はてなブックマーク - ふりかえり - 蜀犬 日に吠ゆ

 買ってあって今日新たに読んだ漫画。

[][]諸星大二郎『栞と紙魚子の百物語』朝日新聞出版 20:27 はてなブックマーク - 諸星大二郎『栞と紙魚子の百物語』朝日新聞出版 - 蜀犬 日に吠ゆ

 本当は『未来歳時記』を買うために漫画屋さんに行ったのに、売っておらず、思いがけずこちらを買いました。

栞と紙魚子の百物語 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

栞と紙魚子の百物語 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

  • 妖怪司書
    • また新キャラ投入。またトラブルメーカ。
  • 物怪録
    • 段夫人オチ?なのかもわからない。美人オチ。
  • 弁財天怒る!
    • フォーカスは休刊しました。(by鉄子情報)胃之頭公園の胃之頭弁財天は、某有名な公園とは無関係だそうです。
  • モモタローの逆襲
    • モモッ、モモーーーーッ。これが妖怪ハンターなら、もうちょっと、あれなのでしょうけれども、諸星先生は作品によっての使い分けがきちんとしていますねえ。
  • 百物語
    • あの二人のなれそめが、いま明らかになる!ことくらいでしょうか。「ネクラナミコン=根暗な未婚」→大きなお世話じゃい!
  • クダ騒動
    • またしても新キャラ。しかも万能型。栞ちゃんはクラスのアイドルであることが判明しました。ブーッって紅茶は吹きますがね。しかし、とりあえず紅茶は吹くよなあ。
  • 天気雨①②
    • 栞ちゃんがもてまくる。紙魚子ちゃんが髪を下ろす。クライマックスで沈黙のふたコマがあるのですが、つい爆笑してしまいました。だ~よ~ね~~~!!

 結論。新キャラを投入して、キャラをたてておいてメンバー総出演で最終話に持っていくという完成度の高い単行本でした。次巻も超期待。

[][]泉昌之『かっこいいスキヤキ』 20:45 はてなブックマーク - 泉昌之『かっこいいスキヤキ』 - 蜀犬 日に吠ゆ

かっこいいスキヤキ (扶桑社文庫)

かっこいいスキヤキ (扶桑社文庫)

 泉昌之のデビュー作。「ガロ」出身だと言うことを初めて知りました。たしかに絵柄がいまより劇画寄りというか貸本寄りというか、「ガロ」くさい。話の内容はまあそうだよね。という感じ。「ダンドリくん」も面白い話とそうでないのとがはげしいのから、共感できるかどうかがキモのエッセイ漫画というのは難しいです。描く人はもっと難しいのでしょうけれども。

[][][]諸星大二郎『壁男』双葉文庫 20:53 はてなブックマーク - 諸星大二郎『壁男』双葉文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

壁男 (双葉文庫 も 9-4 名作シリーズ)

壁男 (双葉文庫 も 9-4 名作シリーズ)

 たぶん北海道で映画化されたので便乗で出されたのではないかとわたしが邪推する文庫。『諸怪志異』よろしくお願いします。

 「壁男」「遠い国から」シリーズはすでに読んでいました。あと「鰯の埋葬」は名作だと思います。で、初見は二作。

  • ブラック・マジック・ウーマン
    • ふつう引っ越すと思います。モロ先生は剛胆すぎる。
  • 会社の幽霊
    • ゴーストバスターズ。

[][][][]『聖☆おにいさん』2巻 21:06 はてなブックマーク - 『聖☆おにいさん』2巻 - 蜀犬 日に吠ゆ

聖☆おにいさん (2) (モーニングKC)

聖☆おにいさん (2) (モーニングKC)

 待望の2巻。ですが、これは厳しい。厳しいのう(、キリコ)。結局どんなに面白いことを言ってもこの二人は結局出オチのキャラでしかない気がしてきました。旅に出たり新キャラが続々現れたりするのでなければてこ入れできないような気がしますが、作者は細かいことを追求していくタイプらしい*1ので、こういう展開でつづけるのですかね。まあ1巻で存分に笑ったからもういいのですが。

[][]唐沢なをき『まんが極道』1と2 エンターブレイン 21:06 はてなブックマーク - 唐沢なをき『まんが極道』1と2 エンターブレイン - 蜀犬 日に吠ゆ

まんが極道 (BEAM COMIX)

まんが極道 (BEAM COMIX)

まんが極道 2 (BEAM COMIX)

まんが極道 2 (BEAM COMIX)

 コミックビームで読む漫画は『銭』のみなのですが、それではあまりにアレなので『よみきりもの』も読みます。うじゃうじゃ。で、たまに『漫画極道』も読むと。『銭』理論で言えば、買うとソンする雑誌ですよね。申し訳ありません。(そんなこと言ったら漫画雑誌は一つも買っていないのですが。)

 で、ついうっかり2巻そろいで買ってしまい、「あーこれ雑誌で読んだことあったあった。」とか思ってお終い。漫画業界の裏話としてはあまり面白くない(グロすぎる)ので読む人を選ぶ漫画だなあ、とか思ったくらい。この路線はナガシマシンジ『漫画家残酷物語』ですでに語られているわけですが、成功した漫画家と出版社という「絶対権力」が登場した21世紀において、その格差の乖離が問題を生み出しているという現実。

*1:神は細部に宿ると言うことかしらん。