蜀犬 日に吠ゆ

2008-11-23

[][]頂点は、つねに一人~~田中芳樹『隋唐演義』三 中公文庫 21:07 はてなブックマーク - 頂点は、つねに一人~~田中芳樹『隋唐演義』三 中公文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 煬帝の、民の辛苦をかえりみない暴政に群雄が起義。

隋唐演義〈3〉太宗李世民ノ巻 (中公文庫)

隋唐演義〈3〉太宗李世民ノ巻 (中公文庫)

 隋の名将李淵は次子李世民の勧めに従って挙兵。

 隋の煬帝は江都に死す。

 李密は天下の英傑を配下にしながらもそれを信じきることができずに勢力を失い、竇建徳は宇文化及と高開道にはさまれて戦いに明け暮れるうち、長安をおさえた唐王李淵は着実に勢力を増してゆきます。結局李世民が李密の敗北によって行き場を失った諸将を配下にして唐の優位が確定し、大勢は定まってゆきます。

 このあたり、個性的な豪傑たちがたくさん登場するにもかかわらずそれぞれのエピソードが素っ気なかったりするのが不満と言えば不満。花木蘭も登場したら即座に自刎してしまうし、単雄信はついに唐に降ることを拒んで殺されます。