蜀犬 日に吠ゆ

2008-11-27

[][]治乱興亡の第4巻!~~田中芳樹『隋唐演義』四 中公文庫 19:45 はてなブックマーク - 治乱興亡の第4巻!~~田中芳樹『隋唐演義』四 中公文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 唐の太宗の元で才人となった武照は太宗の子晋王と破倫をおかし、晋王が即位すると(諡は高宗)皇后となった。中華の歴史唯一の女帝、則天武后が宮中を専横しはじめる。

隋唐演義〈4〉女帝武則天ノ巻 (中公文庫)

隋唐演義〈4〉女帝武則天ノ巻 (中公文庫)

 太宗李世民も、貞観の治と称される時代を築いたにもかかわらず建国の頃の名臣を失うにつれて次第に耄碌してゆきます。なにせその名臣たちは皇帝よりも年上が多いのですから。しかし、隋唐演義ではあまり貞観の治貞観の治と騒ぎ立てることはないのですよね。中国の人々はあまり関心がないのか、それとも当たり前すぎて話題にするのも面倒くさいのでしょうか。(日本の時代劇も、あまり元和偃武とか強調しませんしね。)


 で、いよいよ高宗が病に倒れると、武后は名医を仮病で自分のところに引き留めることで崩御を誘い出します。(日本でいうなら、白村江とか壬申の乱がこの高宗の治世にあたります。)金輪聖神皇帝(則天武后)の登場です。

 しかし武后の栄華は続かず玄宗の時代に。安禄山登場。