蜀犬 日に吠ゆ

2009-05-19

[][][][]里仁第四を読む(その7) 23:25 はてなブックマーク - 里仁第四を読む(その7) - 蜀犬 日に吠ゆ

礼譲を以て

 里仁第四(67~92)

79 子曰。能以礼譲。於為国乎。何有。不能以礼譲為国。如礼何。

(訓)子曰く、能く礼譲を以て国を為(おさ)めんにすれば、国を為むるに於いて、何かあらん。能く礼譲を以て国を為めんずんば、礼を如何せん。

(新)子曰く、能く礼の精神を用いたなら、一国の政治はいとたやすい。もし礼の精神をもってしても国が治まらないとしたなら、そんな礼が何の役に立つ、といわれても仕方ない。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 礼は国を治めるためのものというあくまでも現実主義が儒教の真骨頂。