蜀犬 日に吠ゆ

2009-05-23

のび太と多目くん

[][][][]里仁第四を読む(その11) 20:47 はてなブックマーク - 里仁第四を読む(その11) - 蜀犬 日に吠ゆ

賢を見ては斉しからんことを

 里仁第四(67~92)

83 子曰。見賢思斉焉。見不賢而内自省也。

(訓)子曰く、賢を見ては斉しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みるなり。

(新)子曰く、えらい人間を見たなら、付きあって見習うがよい。悪いやつを見た時は、わがふりを正せ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 人間というのはどうしても比べたがってしまうものですが、どうせなら、自らを高める気持ちをつねにもたなければなりませんね。

 特に気をつけなければならないのは、自分より劣る人に対してつい口出ししたくなる気持ちを抑えること。

孟子〈下〉 (岩波文庫)

孟子〈下〉 (岩波文庫)

離婁章句上

二三


 孟子曰、人之患、在好爲人師、


 孟子曰く、人の患(うれい)は、好んで人の師となるにあり。


 孟子がいわれた。「世間の人の悪い癖は、(それほどでもないのに)とかく他人(ひと)の先生になりたがることだ。」

小林勝人訳注『孟子』下 岩波文庫

 つまらない自尊心を満足させるのではなく、向上心と自省の気持ちが大切。