蜀犬 日に吠ゆ

2009-07-31

[][]隆慶一郎『死ぬことと見つけたり』下 新潮文庫 23:06 はてなブックマーク - 隆慶一郎『死ぬことと見つけたり』下 新潮文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 読了。

死ぬことと見つけたり(下) (新潮文庫)

死ぬことと見つけたり(下) (新潮文庫)

 話の内容はすっかり忘れて、初読の感想は「語るべきほどのものでない」だったのですが、二回目読んでみて、いろいろ新しく思うことがありました。年を取ったものです。

続きを読む

[][][][]雍也第六を読む(その17) 21:44 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その17) - 蜀犬 日に吠ゆ

斉、一変すれば

 雍也第六(120~147)

142 子曰。斉一変。至於魯。魯一変、至於道。

(訓)子曰く、斉、一変すれば魯に至り、魯、一変すれば道に至らん。

(新)子曰く、隣国の斉が脱皮すれば、昔の魯のような文化国家になれようし、我が国の魯が脱皮すれば、(本国の周がそうであったような)道義国家になるのも不可能ではないのだが。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-30

[][]隆慶一郎『死ぬことと見つけたり』上 新潮文庫 22:39 はてなブックマーク - 隆慶一郎『死ぬことと見つけたり』上 新潮文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 学生の頃読んだ本を再読。

死ぬことと見つけたり(上) (新潮文庫)

死ぬことと見つけたり(上) (新潮文庫)

 山本常朝の『葉隠』から材を取り、いわゆる葉隠武士道、常朝の思想の根幹をつくりあげた二人の武士の物語。

続きを読む

2009-07-29

[][][][]雍也第六を読む(その16) 23:51 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その16) - 蜀犬 日に吠ゆ

知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ

 雍也第六(120~147)

140 子曰。知者楽水。仁者楽山。知者動。仁者静。知者楽。仁者寿。

(訓)子曰く、知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむとあり。知者は動き、仁者は静かなり。知者は楽しみ、仁者は寿(いのち)ながし。

(新)子曰く、知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ、という諺は全くその通りだ。知者は運動が好きで、仁者は安静が好きなのだ。知者は目前を楽しく暮す方法を知り、仁者は長寿の秘訣を知っている。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-28

[][][]ワトスンのいないロンドン、ホームズのいない世界~~コナンドイル 延原謙『ドイル傑作集』1 ミステリー編新 潮文庫 21:13 はてなブックマーク - ワトスンのいないロンドン、ホームズのいない世界~~コナンドイル 延原謙『ドイル傑作集』1 ミステリー編新 潮文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 短編集。

ドイル傑作集 1 ミステリー編 (新潮文庫 (ト-3-11))

ドイル傑作集 1 ミステリー編 (新潮文庫 (ト-3-11))

 以下、もちろんネタバレ。犯人バレ

続きを読む

[][][][]雍也第六を読む(その15) 21:00 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その15) - 蜀犬 日に吠ゆ

樊遅、知を問う

 雍也第六(120~147)

139 樊遅問知。子曰。務民之義。敬鬼神而遠之。可謂知矣。問仁。曰。仁者先難而後獲。可謂仁矣。

(訓)樊遅、知を問う。子曰く、民の義を務め、鬼神を敬してこれを遠ざく。知と謂うべし。仁を問う。曰く、仁者は難きを先にして獲(う)るを後にす。仁と謂うべし。

(新)樊遅が知者のやり方を聞いた。子曰く、人民が正義とする所を尊重とする。鬼神とかの信仰問題には慎重な態度をとって深入りしない。それが知者のやり方だ。次に仁者のやり方を尋ねた。子曰く、仁者は困難な問題に率先してぶつかるが報酬を期待しない。それが仁者というものだ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-27

[][][][]雍也第六を読む(その1419:49 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その14) - 蜀犬 日に吠ゆ

以て上を語るべきなり

 雍也第六(120~147)

138 子曰。中人以上。可以語上也。中人以下。不可以語上也。

(訓)子曰く、中人(ちゅうじん)以上は以て上(かみ)を語るべきなり。中人以下は以て上を語るべからず。

(新)子曰く、普通以上の人間ならば、一流の人物の価値が理解できる。普通以下の人間には、全然分かりっこない。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-26

[][][][]雍也第六を読む(その13) 20:39 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その13) - 蜀犬 日に吠ゆ

これを知る者は

 雍也第六(120~147)

137 子曰。知之者。不如好之者。好之者。不如楽之者。

(訓)子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。

(新)子曰く、理性で知ることは、感情で好むことの深さに及ばない。感情で好むことは、全身を打ちこんで楽しむことの深さに及ばない。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-25

[][][][]雍也第六を読む(その12) 19:44 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その12) - 蜀犬 日に吠ゆ

誰か能く出づるに戸に由らざらん

 雍也第六(120~147)

134 子曰。誰能出不由戸。何莫由斯道也。

(訓)子曰く、誰か能く出づるに戸に由らざらん。何ぞ斯(こ)の道に由る莫きや。

(新)子曰く、出入りするのに出入り口を通らぬ人はない。何故、私たちのこの道を通ろうとする人がいないのだろう。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-24

[][][][]雍也第六を読む(その11) 23:08 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その11) - 蜀犬 日に吠ゆ

祝鮀の佞、宋朝の美

 雍也第六(120~147)

133 子曰。不有祝鮀之佞。而有宋朝之美。難乎免於今之世矣。

(訓)子曰く、祝鮀の佞あらずして、宋朝の美あらば、難(かた)いかな、今の世に免れんこと。

(新)子曰く、衛の国で有名な祝鮀のような弁才を持たずに、宋朝のような美貌を持ったなら、どんな不幸な身の上になるか知れない。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 宋朝は衛霊公の夫人南子の情人。南子夫人は孔子とも面会した姦婦。左伝に面白い話がありますが、今日はもう(酔って)エントリできません。

続きを読む

2009-07-23

[]423.3→0 G27.59l 14:47 はてなブックマーク - 423.3→0 G27.59l - 蜀犬 日に吠ゆ

[][][][]雍也第六を読む(その10) 21:47 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その10) - 蜀犬 日に吠ゆ

孟之反、伐らず

 雍也第六(120~147)

132 子曰。孟之反不伐。奔而殿。将入門。策其馬曰。非敢後也。馬不進也。

(訓)子曰く、孟之反、伐(ほこ)らず。奔りて殿す。将に門に入らんとす。其の馬に策(むち)うちて曰く、敢て後れたるに非ず。馬、進まざりしなり。

(新)子曰く、孟之反という人間は、はにかみやだ。敗けいくさの時に殿(しんがり)をつとめた。城門までたどりついた時、急に馬車の馬に策をあてて叫んだ。殿をつとめようと買って出たのではない、こいつらの足が遅かったのだ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-22

[][][][]雍也第六を読む(その9) 22:15 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その9) - 蜀犬 日に吠ゆ

力不足

 雍也第六(120~147)

129 冉求曰。非不説子之道。力不足也。子曰。力不足者。中道而廃。今女画。

(訓)冉求曰く、子の道を説(よろこ)ばざるには非ず。力足らざるなり。子曰く、力の足らざるものは、中道にして廃す。今、女(なんじ)は画(かぎ)る。

(新)冉求曰く、私は先生の行き方に賛成しないのではありませんが、どうも力が足りないでついて行けそうもありません。子曰く、本当に力が足らぬ人なら途中で落伍する。いまお前は初めから見切りをつける。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

[][]福満しげゆき『うちの妻ってどうでしょう』2双葉社 21:01 はてなブックマーク - 福満しげゆき『うちの妻ってどうでしょう』2双葉社 - 蜀犬 日に吠ゆ

 すごいなあ。

うちの妻ってどうでしょう? 2 (アクションコミックス)

うちの妻ってどうでしょう? 2 (アクションコミックス)

続きを読む

[][]われは、ロボット、だけど~~浦沢直樹『Pluto』8 小学館 20:52 はてなブックマーク - われは、ロボット、だけど~~浦沢直樹『Pluto』8 小学館 - 蜀犬 日に吠ゆ

 読了。完結。

PLUTO 8 (ビッグコミックス)

PLUTO 8 (ビッグコミックス)

 ボラーが魔神ガロン(アトムに友情出演したときの)。ロビタ誕生は火の鳥。さすがスターバンクシステム。

続きを読む

2009-07-21

[][][]信仰・純愛・騎士道~~ローズマリ・サトクリフ『白馬の騎士』下 原書房 22:05 はてなブックマーク - 信仰・純愛・騎士道~~ローズマリ・サトクリフ『白馬の騎士』下 原書房 - 蜀犬 日に吠ゆ

 読了。

続きを読む

[][][][]雍也第六を読む(その8) 19:55 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その8) - 蜀犬 日に吠ゆ

陋巷に在り

 雍也第六(120~147)

128 子曰。賢哉回也。一箪食。一瓢飲。在陋巷。人不堪其憂。回也不改其楽。賢哉回也。

(訓)子曰く、賢なるかな回や。一箪の食(し)、一瓢の飲、陋巷に在り。人は其の憂えに堪えず。回や其の楽しみを改めず。賢なるかな回や。

(新)子曰く。顔回は頼母しい。一碗の飯を食い、水筒いっぱいの水を飲み、路地の奥の長屋住いだ。他人なら不平だらだらに暮すところだが、回は少しも気にかけずにいたって楽しそうだ。あれは大したものだ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-20

閔子騫

[][][][]雍也第六を読む(その7) 15:28 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その7) - 蜀犬 日に吠ゆ

吾は必ず汶の上にあらん

 雍也第六(120~147)

126 季氏使閔子騫為費宰。閔子騫曰。善為我辞焉。如有復我者。則吾必在汶上矣。

(訓)季氏、閔子騫をして費の宰たらしめんとす。閔子騫曰く、善く我が為にこれを辞せ。如し我に復(ふた)たびする者(こと)あらば、吾は必ず汶(ぶん)の上(ほとり)にあらん。

(新)季氏が閔子騫を費の邑の代官に任命しようとした。閔子騫はその使いに向って言った。私に代って上手に辞退して下さい。もし貴方が同じ使いを二度つとめなさるならば、私はお会いせずに国境の汶水を渡っておりましょう。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-19

[][][][]雍也第六を読む(その5) 20:40 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その5) - 蜀犬 日に吠ゆ

惎(おし)うること三月、仁に違わずなりぬ

 雍也第六(120~147)

124 子曰。回也。其心惎三月不違仁。其余。則日月至焉而已矣。

(訓)子曰く、回や其の心惎(おし)うること三月、仁に違わずなりぬ。其の余は則ち日に月に至りしのみ。

(新)子曰く、顔回は教えはじめてから三月もすると、もう仁の徳に違う行為がないっようになった。その他の徳は、一日、一月で卒業してしまった。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-17

[][][][]雍也第六を読む(その4) 20:19 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その4) - 蜀犬 日に吠ゆ

山川それこれを舎かんや

 雍也第六(120~147)

123 子謂仲弓曰。犂牛之子、騂且角。雖欲勿用。山川其舎諸。

(訓)子、仲弓を謂いて曰く、犂牛の子、騂(あか)くして且つ角あらば、用いるなからんと欲すと雖も、山川、それこれを舎(お)かんや。

(新)子は仲弓について言った。労役用の雑種の牛の子でも、毛並みがつやつやとして赤く、その上に立派な角があったなら、人間は其れを惜しいと思っても、山川の神もちゃんと知っていて、此方への捧げものにと、必ずお召しになる。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-15

鉄騎隊

[][][]ローズマリ・サトクリフ『白馬の騎士』上 原書房 21:57 はてなブックマーク - ローズマリ・サトクリフ『白馬の騎士』上 原書房 - 蜀犬 日に吠ゆ

 サトクリフの歴史小説。

 白馬の騎士が、主にヨークシアで戦う話なのですが、地理がサッパリつかめず読むのに苦労しました。地図をつけてくださいよぉ。

続きを読む

[][][][]雍也第六を読む(その3) 20:50 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その3) - 蜀犬 日に吠ゆ

君子は急を周うて富めるに継がず

 雍也第六(120~147)

122 子華使於斉。冉子為其母請粟。子曰。与之釜。請益。曰。与之廋。冉子与之粟五秉。子曰。赤之適斉也。乗肥馬。衣軽裘。吾聞之也。君子周急不継富。原思為之宰。与之粟九百。辞。子曰。毋以与爾隣里郷党乎。

(訓)子華、斉に使いす。冉子、其の母の為に粟(ぞく)を請う。子曰く、これに釜(ふ)を与えよ。益さんことを請う。曰く、これに廋(ゆ)を与えよ。冉子、これに粟五秉(へい)を与う。子曰く、赤の斉に適(ゆ)くや、肥馬に乗じ、軽裘(けいきゅう)を衣(き)る。吾はこれを聞く。君子は急を周(すく)うて富めるに継がずう、と。原思、これが宰たり。これに粟九百を与う。辞す。子曰く、以て爾が隣里郷党に与うる毋(な)からんや。

(新)子華=赤が斉の国へ使いに出された。冉子がその母に留守宅手当を下されたいと願った。子曰く、十日分の食糧、一釜(ふ)を与えるがよい。冉子がもう少し多くをと願った。子曰く、二倍の一廋(ゆ)を与えるがよい。冉子はそれでも少なすぎると思って独断で、さらに五十倍に当る五秉(へい)を与えた。孔子がそれを聞いて言った。私の予想どおり、赤が斉へ行った時は、肥えた馬四頭に車をひかせ、ふわふわした毛の外套を着て行ったそうではないか。上に立つ者としては困窮者を支援するにつとめ、金持ちに追い銭を与えるな、ということを私は常々教わっている。また原憲が孔子の会計係になった時、手当として穀物九百(石?)を与えることにした。多すぎると辞退すると、子曰く、余ったならお前の隣り近所、町内の知りあいに与えたらどんなものかね。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-11

[][][][]雍也第六を読む(その2) 20:36 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その2) - 蜀犬 日に吠ゆ

顔回なる者ありて学を好みたり

 雍也第六(120~147)

121 哀公問。弟子孰為好学。孔子対曰。有顔回者好学。不遷怒。不弐過。不幸短命死矣。今也則亡。未聞好学者也。

(訓)哀公問う、弟子孰(た)れか学を好むとなす。孔子対(こた)えて曰く、顔回なる者ありて学を好みたり。怒りを遷(うつ)さず、過ちを弐(ふたた)びせず。不幸、短命にして死せり。今や則ち亡し。未だ学を好む者あるを聞かざるなり。

(新)魯の哀公が尋ねた。弟子の中で誰が学問好きですか。孔子対えて曰く、顔回なる者があって好学でした。自分の不愉快を人に感じさせません。同じ過失を二度と繰返しませんでした。不幸にも短命でなくなりました。それっきりです。それから後は、学問好きという人についぞめぐりあいません。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

2009-07-09

[][][][]雍也第六を読む(その1) 22:23 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その1) - 蜀犬 日に吠ゆ

雍や南面せしむべし

 雍也第六(120~147)

120 子曰。雍也可使南面。仲弓問子桑伯子。子曰。可也(。)簡。仲弓曰。居敬而行簡。以臨其民。不亦可乎。居簡而行簡。無乃大簡乎。子曰。雍之言然。

(訓)子曰く、雍や南面せしむべし。仲弓、子桑伯子を問う。子曰く、可なり。簡なればなり。可や簡なり。仲弓曰く、敬に居りて簡を行い、以て其の民に臨むは、亦た可ならずや。簡に居りて簡を行うは、乃ち大(はなは)だ簡なるなからんや。子曰く、雍の言うこと然り。

(新)子曰く、雍なら地方長官がつとまる。その雍=仲弓が子桑伯子のことを尋ねた。子曰く、可はおおまかな人間だ。仲弓曰く、本質が謹直で、表面おおまかにして人民を治めるなら、それはそれでよいと思います。本質がおおまかで、外面もおおまかでは、あんまりおおまかすぎて粗略になりはしませんでしょうか。子曰く、お前のいう通りだ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

(ただし簡のもんがまえの中は月)

 法律はきちっと作って運用はゆるくするという日本的法治は、私はあまり好きではありませんが利点もありますよね。今のように、ファシズム化してゆくご時世では、そういう意識で法をとらえる視点も必要かと思います。子桑伯子はその、たとえば必要悪のような前提が理解できていないのではないかという仲弓の指摘。


[][][]ジャック・ヨーヴィル『ベルベットビースト』HJ文庫 ホビージャパン 22:02 はてなブックマーク - ジャック・ヨーヴィル『ベルベットビースト』HJ文庫 ホビージャパン - 蜀犬 日に吠ゆ

 ほぼジュヌヴィエーブは出て来ないので(通行人A扱い)、この表紙は手抜きなのか予算の関係なのか分かりませんがどうか。

 あと、「あとがき」

 ちなみに本作は、ウォーハンマーノベルの通し番号では、『ドラッケンフェルズ』、『吸血鬼ジュヌヴィエーブ』、より後になっていますが、どうやら元々は『吸血鬼』(93年)より前(91年)に発表されたようです。現に作中時計でも、本作はドラッケンフェルズ事件の四年後、『吸血鬼』の三作は五年後と六年後、という設定になっています。

 読みながらもおかしいと思ったんですよね。まあ前二作がジュヌヴィエーヴの物語で、ベルベットビーストは独立した「ダーティ・ハラルド捕物帖」であると割り切れば問題ないわけですけれども。

続きを読む

2009-07-07

[]412.4→0 G24.3 14:47 はてなブックマーク - 412.4→0 G24.3 - 蜀犬 日に吠ゆ

2009-07-06

[][]世界を敵に回す海賊~~尾田栄一郎『ワンピース 13th log』集英社 22:06 はてなブックマーク - 世界を敵に回す海賊~~尾田栄一郎『ワンピース 13th log』集英社 - 蜀犬 日に吠ゆ

ONE PIECE 総集編 THE 13TH LOG (集英社マンガ総集編シリーズ)

ONE PIECE 総集編 THE 13TH LOG (集英社マンガ総集編シリーズ)

 エニエス・ロビーに連行されたロビンを追う。700ページ近く費やして、やっていることはそれだけというね。もうなんといいますかね。

続きを読む

2009-07-05

[][][]元ネタの分からないパロディかぁ~~ジャック・ヨーヴィル『吸血鬼ジュヌヴィエーブ』HJ文庫 ホビージャパン 20:24 はてなブックマーク - 元ネタの分からないパロディかぁ~~ジャック・ヨーヴィル『吸血鬼ジュヌヴィエーブ』HJ文庫 ホビージャパン - 蜀犬 日に吠ゆ

 2巻。独立した3短編のアンソロジィ。(アンソロジィってそういえば意味を知りませんね。オムニバスかも知れません。)

続きを読む

2009-07-01

已んぬるかな

[][][][]公冶長第五を読む(その17) 20:43 はてなブックマーク - 公冶長第五を読む(その17) - 蜀犬 日に吠ゆ

朋友信之

 公冶長第五(93~119)

117 顔淵季路侍。子曰盍各言爾志。子路曰。願車馬衣裘。与朋友共。敝之而無憾。顔淵曰。願無伐善。無施労。子路曰。願聞子之志。子曰。老者安之。朋友信之。少者懐之。

(訓)顔淵、季路侍す。子曰く、盍(な)んぞ各々爾が志を言わざる。子路曰く、願わくは車馬衣裘を、朋友と共にし、これを敝(やぶ)りて憾(うら)むなからん。顔淵曰く、願わくは善に伐(ほこ)るなく、労を施しすることなからん。子路曰く、願わくは子の志を聞かん。子曰く、老者はこれを安んじ、朋友は之を信じ、少者はこれを懐けん。

(新)顔淵と季路とが左右に侍(はんべ)っていた。子曰く、どうだね、お前たちの日頃の志を言ってみては。子路曰く、私は外出の車馬、衣服、外套を友達に貸して、使いつぶされても惜しいと思わぬような交際をしたいと思います。顔淵曰く、私は驕って独りよがりにならぬよう、少しの骨折りで恩を売ることのないようにと心掛けています。子路曰く、今度は先生の理想をお聞かせ下さい。子曰く、老人たちには不安をなくし、同輩は互いに信じあい、若者たちには出来るだけ面倒を見てやりたい。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

続きを読む

[][][]生きるためには、他者を犠牲にしなければならない~~ジャック・ヨーヴィル『ドラッケンフェルズ』HJ文庫 ホビージャパン 19:27 はてなブックマーク - 生きるためには、他者を犠牲にしなければならない~~ジャック・ヨーヴィル『ドラッケンフェルズ』HJ文庫 ホビージャパン - 蜀犬 日に吠ゆ

ドラッケンフェルズから、2年……。いよいよ積ん読を崩せるのでしょうか。

 (ちなみに、2年というのは読書ペースが遅くて、しかも同じ本を何遍も読み返す私としては積ん読熟成期間としては短い方です。)

続きを読む