蜀犬 日に吠ゆ

2009-07-05

[][][]元ネタの分からないパロディかぁ~~ジャック・ヨーヴィル『吸血鬼ジュヌヴィエーブ』HJ文庫 ホビージャパン 20:24 はてなブックマーク - 元ネタの分からないパロディかぁ~~ジャック・ヨーヴィル『吸血鬼ジュヌヴィエーブ』HJ文庫 ホビージャパン - 蜀犬 日に吠ゆ

 2巻。独立した3短編のアンソロジィ。(アンソロジィってそういえば意味を知りませんね。オムニバスかも知れません。)

目次

第一部 流血劇……8

第二部 永遠の闇の家……177

第三部 ユニコーンの角……286

ジャック・ヨーヴィル『吸血鬼ジュヌヴィエーブ』HJ文庫 ホビージャパン

流血劇

 ドラッケンフェルズ事件から数年後。アルトドルフに戻ったデトレフとジュヌヴィエーブのもとに、「復讐の意志」がやって来る。


永遠の闇の家

 じつはこの『永遠の闇の家』は、登場人物名とその設定の多くを実在のゴシック小説から拝借している。たとえばモントーニはユードルフォを根城にする山賊の頭(ラドクリフ『ユードルフォの謎』)、メルモスは悪魔と取り引きして不老不死になった男(マチューリン『放浪者メルモス』)、アンブロシオは破戒僧(ルイス『修道士(マンク)』)というぐあいだ。そういったゴシック風の人びとが、幽霊・肖像画から消える人物・秘密の通路といったゴシックの定番モチーフだらけの大邸宅で、遺産をめぐる争いを繰り広げる。

ジャック・ヨーヴィル『吸血鬼ジュヌヴィエーブ』HJ文庫 ホビージャパン

 ゴシックの常識がないためか、あまり面白くはなかった。


ユニコーンの角

 ジュヌヴィエーブはルディゲル伯のユニコーン狩りに随行する。こういう、ゆるやかに狂っている人の話は好き。ユニコーンが支配する森の中で野生を発揮するルディゲル伯。