蜀犬 日に吠ゆ

2009-08-31

[][][][]述而第七を読む(その17) 19:47 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その17) - 蜀犬 日に吠ゆ

釣りして綱せず弋して宿を射ず

 述而第七(148~184)

173 子釣而不綱。弋不射宿。

(訓)子は釣りして綱(あみ)せず。弋(よく)して宿(やどり)を射ず。

(新)孔子は魚をとるのに(多獲が目的でなかったから)、一本釣りをするが、網を用いることがない。鳥を捕えるには、飛ぶ鳥をねらって射ぐるみで落すが、巣ごもりの鳥をいることをしなかった。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-30

[][][][]述而第七を読む(その16) 21:12 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その16) - 蜀犬 日に吠ゆ

子は四を以て教う

 述而第七(148~184)

171 子以四教。文。行。忠。信。

(訓)子は四を以て教う。文・行・忠・信。

(新)孔子は四つのことを教えた。表現力の文、実践力の行、個人に対する徳義の忠、及び社会上のルールである信。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-29

[][][][]述而第七を読む(その15) 20:52 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その15) - 蜀犬 日に吠ゆ

天、徳を予に生ぜし

 述而第七(148~184)

169 子曰。天生徳於予。桓魋其如予何。

(訓)子曰く、天、徳を予に生ぜしならば、桓魋、其れ予を如何せん。

(新)子曰く、もしも天が私に価値ある行為を期待しているならば、桓魋ごときが何の害を私に加え得よう。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-27

[][][][]述而第七を読む(その1420:20 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その14) - 蜀犬 日に吠ゆ

古を好み

 述而第七(148~184)

164 子曰。我非生而知之者。好古敏以求之者也。

(訓)子曰く、我は生まれながらにしてこれを知る者に非ず。古を好み、敏にして以てこれを求めし者なり。

(新)子曰く、私は生まれながらに知識をもっていたわけではない。古代の理想社会を慕い、こまめに知識を追求した結果なのだ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-26

[][][][]述而第七を読む(その13) 23:20 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その13) - 蜀犬 日に吠ゆ

発憤しては食を忘れ

 述而第七(148~184)

163 葉公問孔子於子路。子路不対。子曰。女奚不曰。其為人也。発憤忘食。楽以忘憂。不知老之将至云爾。

(訓)葉公(しょうこう)、孔子を子路に問う。子路、対(こた)えず。子曰く、女(なんじ)は奚(なん)ぞ曰わざる、其の人となりや、発憤しては食を忘れ、楽んでは以て憂えを忘れ、老いの将に至らんとするを知らずと云うのみ、と。

(新)葉公が子路に孔子の人物を尋ねた。子路は返事につまって答えられなかった。子曰く、今度もし聞かれたらこう言うがいい。あの人の性質は、学問の情熱に燃えた時には食事をも忘れ、学問の楽しみを味わっては、それまでの苦労をいっぺんに忘れてしまう。そして今すぐにも老年が近付いてくるのを気づかずにいる、と。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-25

[][][]バロネス・オルツィ 西村孝次訳『紅はこべ』創元推理文庫 20:52 はてなブックマーク - バロネス・オルツィ 西村孝次訳『紅はこべ』創元推理文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 1905年に発表された冒険もの。

紅はこべ (創元推理文庫 507-1)

紅はこべ (創元推理文庫 507-1)

 1792年。革命の恐怖吹き荒れるパリ。ギロチンに抱かれる宿命の貴族をひそかに逃亡させる謎の存在『紅はこべ』。どんなに厳しい包囲をもやすやすとくぐり抜ける、その正体は?


 パリの北門の関所を固めるグロスピエール軍曹のもとへ、守備隊長が息せき切って駆け込んできた。

 「いま、荷馬車が通ったろう?」

 「荷物の樽を調べましたが空っぽでしたよ。」

 「ばっかもーん! やつが『紅はこべ』だ! 早く追え~~!」


 当然、この隊長こそが紅はこべなのである。

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[][][][]述而第七を読む(その12) 21:19 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その12) - 蜀犬 日に吠ゆ

我に於て浮雲の如し

 述而第七(148~184)

162 子曰。飯疏食飲水。曲肱而枕之。楽亦在其中矣。不義而富且貴。於我如浮雲。

(訓)子曰く、疏食(そし)を飯(くら)い水を飲み、肱(ひじ)を曲げてこれを枕とす。楽しみ亦た其の中に在り。不義にして富み且つ貴きは、我に於て浮雲の如し。

(新)子曰く、冷や飯をかきこみ、水を飲んで汁の代りとし、肱を曲げてその上に頭をのせてねる。そういう生活の中から楽しみが自然にわいて出るものだ。人に迷惑をかけて金をため、胡麻をすりながら地位を得ている人は、私から見るとそんなものは流れ雲みたいな不安なものだ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-24

シャビエル

[]シャヴィエル 20:56 はてなブックマーク - シャヴィエル - 蜀犬 日に吠ゆ

 イエズス会士フランシスコ・シャビエルのつもりでしょう。

 「たくさん」といったわりには、これでおしまい。もっとかいたような記憶がありますが、まあ捨てたのでしょう。今回も、これでクリアファイルが一つ空いて使えるようになりました。


[][][][]述而第七を読む(その11) 22:29 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その11) - 蜀犬 日に吠ゆ

仁を求めて仁を得たり

 述而第七(148~184)

161 冉有曰。夫子為衛君乎。子貢曰。諾。吾将問之。入曰。伯夷叔斉。何人也。曰。古之賢人也。曰。怨乎。曰。求仁而得仁。又何怨。出曰。夫子不為也。

(訓)冉有曰く、夫子は衛君を為(たす)けんか。子貢曰く、諾。吾れ将にこれを問わんとす、と。入りて曰く、伯夷、叔斉は何人ぞや。曰く、古の賢人なり。曰く、怨みたるか。曰く、仁を求めて仁を得たり。又た何をか怨みん。出でて曰く、夫子は為(たす)けざるなり。

(新)冉有が子貢に相談した。先生は衛君の味方になって助力されるでしょうか。子貢曰く、よろしい、私が伺ってみましょう。奥に入って孔子に尋ねた。伯夷・叔斉はどういう人物ですか。子曰く、昔の賢者だ。二人は別の兄弟に君主の地位を譲って亡命しましたが、そこには言うに言われぬ不満があったのでしょうか。子曰く、仁の理想に従って実践したことだ。何の不満が残るものか。子貢が退出して冉有に言った。先生は衛君を助ける気がない。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-23

丁髷

[]丁髷 18:56 はてなブックマーク - 丁髷 - 蜀犬 日に吠ゆ


[][][][]述而第七を読む(その10) 23:00 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その10) - 蜀犬 日に吠ゆ

子、斉にありて韶を聞く

 述而第七(148~184)

160 子在斉聞韶。三月不知肉味。曰。不図為楽之至於斯也。 

(訓)子、斉にありて韶を聞く。三月肉の味を知らず。曰く、図らざりき、楽を為すの斯(ここ)に至るや。

(新)孔子は斉の国に滞在中、韶の音楽を聞いてこれを学ぶこと三月、感激のあまり、何を食べているのかに気がつかなかった。曰く、さても音楽がこんなにいいものとは、ついぞ思ってもみなかった。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-22

辮髪

[]辮髪 20:22 はてなブックマーク - 辮髪 - 蜀犬 日に吠ゆ

[][][][]述而第七を読む(その9) 23:35 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その9) - 蜀犬 日に吠ゆ

子の慎しむ所

 述而第七(148~184)

159 子之所慎。斉。戦。疾。

(訓)子の慎しむ所は、斉(さい)と、戦と、疾。

(新)孔子が発言に慎重を期したのは、宗教上の行事、戦争、それに病気であった。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-21

蒋介石

[]蒋介石 19:48 はてなブックマーク - 蒋介石 - 蜀犬 日に吠ゆ

 孫文夫人の

 姪と結婚

 いわゆる宋姉妹ですね。普通に外戚。


[][][]ハイホー~~カート・ヴォネガット 浅倉久志訳『スラップスティック』ハヤカワ文庫 23:35 はてなブックマーク - ハイホー~~カート・ヴォネガット 浅倉久志訳『スラップスティック』ハヤカワ文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 ジュニアがとれてカート・ヴォネガット。

 この作品を、ひと言でいうなら「ハイホー。」

 ふた言でいうとすれば「ハイホー。」「ハイホー。」

 み言で説明してもやっぱり「ハイホー。」「ハイホー。」「ハイホー。」としか言いようがありません。

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2009-08-20

楊貴妃

[]楊貴妃 21:05 はてなブックマーク - 楊貴妃 - 蜀犬 日に吠ゆ

 楊貴妃(楊玉環)719~756

 白居居『長恨歌』参照

 「白居易」を思いっきり書き間違えています。


[][][][]述而第七を読む(その8) 20:39 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その8) - 蜀犬 日に吠ゆ

富にして求むべくんば

 述而第七(148~184)

158 子曰。富而可求也。雖執鞭之士。吾亦為之。如不可求。従吾所好。

(訓)子曰く、富にして求むべくんば、執鞭の士と雖も、吾れ亦たこれを為さん。如(も)し求むべからずんば、吾が好む所に従わん。

(新)子曰く、金になりさえすればいいと言う考えだったなら、私は大名行列の露払いのような恰好の悪いことでも喜んでやったでしょう。別に金がほしくないからには、私は、自分の時間を自分のために使いたい。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 これも出処進退の自由自在という話。これは、孔子の就職活動は金銭目的ではなかったということを逆から言った言葉ととらえるのでしょう。仕事は、報酬の部分もあるかもしれませんが、それだけじゃない、と消極的に読むこともできます。


[][][][]故郷を守るために死す~~ローズマリ・サトクリフ『血と砂』下 原書房 21:28 はてなブックマーク - 故郷を守るために死す~~ローズマリ・サトクリフ『血と砂』下 原書房 - 蜀犬 日に吠ゆ

 敗北、敗北、敗北!

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2009-08-19

グレゴリウス7世

[]グレゴリウス7世 22:38 はてなブックマーク - グレゴリウス7世 - 蜀犬 日に吠ゆ

 サレルノで憤死

 いましたね、こんな人(失礼)。

[][][][]述而第七を読む(その7) 20:39 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その7) - 蜀犬 日に吠ゆ

子は喪ある者の

 述而第七(148~184)

156 子食於有喪者之側。未嘗飽也。子於是日哭。則不歌。

(訓)子は喪ある者の側に食するときは、未だ嘗て飽かざるなり。子、是の日において哭すれば、則ち歌わず。

(新)孔子は喪に服している者の側では、食事をしても形ばかりに止めた。哭の礼を行ったその日の間は、音楽にあわせて歌うことをしなかった。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-17

司馬光

[]司馬光 21:51 はてなブックマーク - 司馬光 - 蜀犬 日に吠ゆ

 旧法党は

 地主の利益を代弁

 鉛筆書きの落書きはスキャナで読み取りづらいのでペン入れし直しています。初作のタッチは生かされませんが、まあどうでもいいか。


[][][][]述而第七を読む(その6) 21:51 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その6) - 蜀犬 日に吠ゆ

憤らざれば啓せず

 述而第七(148~184)

155 子曰。不憤不啓。不悱不発。挙一隅。不以三隅反。則不復也。

(訓)子曰く、憤(いきどお)らざれば啓せず、悱(ひ)せざれば発せず。一隅を挙げて、三隅を以て返さざれば、復たせざるなり。

(新)子曰く、情熱がないものは進歩しない。苦しんだ後でなければ上達がない。四隅の一つを教えたら、あとの三つを自分で試してみるくらいの人でなければ、教える値打ちのない人だ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 従来の注釈は、啓も発も教師の側からヒントを与える意味に解する。しかしそれでは第三句以下と全く重複し、いかにも意地悪る教師の印象を受ける。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-16

[][][][]故郷に出会う~~ローズマリ・サトクリフ『血と砂』上 原書房 16:48 はてなブックマーク - 故郷に出会う~~ローズマリ・サトクリフ『血と砂』上 原書房 - 蜀犬 日に吠ゆ

 読了。

 サトクリフのローマ・ブリテン三部作は、主人公たちが滅び行くローマ帝国と新しいブリトン・サクソンの国々とのあいだで自己の依って立つ場所を求めてゆく悩みが物語を悲しく彩りました。

 白馬の騎士は、自らの荘園のために戦う男と、その心に安らぎを与えたいとする女の物語。


 『血と砂』は、全てを失った男の物語。故郷を失うということは、全てを失うことにひとしい。では、失ったあとの人生はどのようなものになるのか。それは、故郷を新しく取り戻す、ということ。

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2009-08-15

王安石

[]王安石 21:57 はてなブックマーク - 王安石 - 蜀犬 日に吠ゆ

新法は

6コあるよ

 うーむ。青苗法、募役法、市易法、保甲法、保馬法、あと一つなんでしたっけか。

 ……(調べました)均輸法か。もうかなり駄目になっていますねえ。


[][][][]述而第七を読む(その5) 22:13 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その5) - 蜀犬 日に吠ゆ

束脩を行う

 述而第七(148~184)

154 子曰。自行束脩以上。吾未嘗無誨焉。

(訓)子曰く、束脩を行うより以上は、吾れ未だ嘗て誨(おし)うるなくんばあらず。

(新)子曰く、束脩を納めて弟子として認めたからには、私は直接手を取って指導しないものはない。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-13

タゴール

[]タゴール 22:20 はてなブックマーク - タゴール - 蜀犬 日に吠ゆ

 説明は

 『ギーターンジャリ』で

 アジア初のノーベル文学賞

 ですよね。

2009-08-12

司馬遷

[]司馬遷 16:56 はてなブックマーク - 司馬遷 - 蜀犬 日に吠ゆ

 説明は

 ひげなんて

 ないよ

 そうですか。


[][][]利休に聞け!~~井上靖『本覚坊遺文』講談社文芸文庫 18:55 はてなブックマーク - 利休に聞け!~~井上靖『本覚坊遺文』講談社文芸文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 実在だがほとんど事蹟の明らかでない利休の知己本覚坊に仮託して井上靖が述べる、「利休の茶とはなんであったのか」

本覚坊遺文 (講談社文芸文庫)

本覚坊遺文 (講談社文芸文庫)

 利休に仕えて茶会の手伝いをしていた本覚坊が、利休自刃後に夢の中で利休と対話する。人をもてなしその心を和らげるのが茶の湯であれば、なぜ太閤さまは激怒したのか。茶の湯第一人者として地位を築いた、権勢を誇る利休がなぜ一切の弁解を拒否し、またつてに縋って助命を請わなかったのか。

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2009-08-11

林則徐

[]林則徐 20:21 はてなブックマーク - 林則徐 - 蜀犬 日に吠ゆ

 アヘンは

 いかん

 だそうで。その通りですよね。ダメ、ゼッタイ。

[][]尾田栄一郎『ONE PIECE』14th log 集英社 21:19 はてなブックマーク - 尾田栄一郎『ONE PIECE』14th log 集英社 - 蜀犬 日に吠ゆ

ONE PIECE 総集編 THE 14TH LOG (集英社マンガ総集編シリーズ)

ONE PIECE 総集編 THE 14TH LOG (集英社マンガ総集編シリーズ)

 いやあ、無駄に長かった(失礼)CP9編もいよいよ終了。

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[][][][]述而第七を読む(その4) 23:01 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その4) - 蜀犬 日に吠ゆ

道に志し

 述而第七(148~184)

153 子曰。志於道。拠於徳。依於仁。游於芸。

(訓)子曰く、道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に游ぶ。

(新)子曰く、学問の道に励み、人格完成を理想とし、人道主義を離れず、その上で趣味にひたりたい。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-10

アギナルド

[]アギナルド 18:54 はてなブックマーク - アギナルド - 蜀犬 日に吠ゆ

 ワキの説明には、

Emilio

Aguinaldo

(1869~1964)


1901年 アメリカに

逮捕され、以降は

年金生活

 説明になっているのでしょうか…

[][]宮城谷昌光『孟嘗君と戦国時代』中公新書 21:44 はてなブックマーク - 宮城谷昌光『孟嘗君と戦国時代』中公新書 - 蜀犬 日に吠ゆ

 オビ(orハカマ)に「孟嘗君そのものが戦国時代なのである」と、宮城谷先生の満面の笑みとともに紹介されていたのでジャケット買い。

孟嘗君と戦国時代 (中公新書)

孟嘗君と戦国時代 (中公新書)

 つまり、「孟嘗君が分かれば戦国時代が分かる!」みたいな、お手軽戦国参考書? なのでしょうか?

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[][][][]述而第七を読む(その3) 23:01 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その3) - 蜀犬 日に吠ゆ

夢に周公を

 述而第七(148~184)

151 子曰。甚矣吾衰也。久矣吾不復夢見周公。

(訓)子曰く、甚だしいかな、吾が衰うるや。久しいかな、吾れ復(ま)夢に周公を見ず。

(新)子曰く、さてさて私も気力が衰えたものだ。もうずうっとこのかた、夢に周公を見ることがなくなった。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-09

蔡倫

[]蔡倫 15:56 はてなブックマーク - 蔡倫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 説明文は

 宦官。紙の製法を改良

 まあ、そうとしか言いようがないですけれども。

[][][]コナン・ドイル 延原謙訳『ドイル傑作集』2 海洋奇談編 新潮文庫 00:09 はてなブックマーク - コナン・ドイル 延原謙訳『ドイル傑作集』2 海洋奇談編 新潮文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 オビ(orハカマ)の「港を出たら、そこは密室。」というキャッチコピーがいかにもな雰囲気を出していますが、中身に一つも密室物がない!

ドイル傑作集(2)海洋奇談編 (新潮文庫)

ドイル傑作集(2)海洋奇談編 (新潮文庫)

 北極海の氷原を走り回り、アフリカ西海岸の密林に上陸したり、×××を××したり。全然閉ざされていない。

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[][][][]述而第七を読む(その2) 15:38 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その2) - 蜀犬 日に吠ゆ

徳の脩まらざる

 述而第七(148~184)

150 子曰。徳之不脩。学之不講。聞義不能徒。不善不能改。是吾憂也。

(訓)子曰く、徳の脩(おさ)まらざる、学の講ぜられざる、義を聞いて徒(うつる)能わざる、不善の改むる能わざる、是れ吾が憂えなり。

(新)子曰く、道徳が身につかなくているではないか。学問が進まぬのではないか。正しいことを知りながら同調せぬことはないか。悪と知りながら改めずにいることはないか。これらのことを私はいつも内心警戒しているのだ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-08

孔子

[]孔子 21:34 はてなブックマーク - 孔子 - 蜀犬 日に吠ゆ

 昔のノートの間から、たくさんの落書きの紙が出てきましたので掲載してみる。見て書いたのに元ネタがきっと分からないだろうという独創的画風。最近は落書きしていないのでさらに駄目になったことでしょう。

紹介文もついています。

彼は周を理想とする復古主義者。十哲をはじめとする弟子をつれて遊説の旅をした。

 自分で書いておいてケチをつけるのもおかしな話ですが、この説明も、間違ってはいないんですが…センターに出るのはもっと違う部分のような記がします。


[][][][]述而第七を読む(その1) 23:24 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その1) - 蜀犬 日に吠ゆ

述べて作らず

 述而第七(148~184)

148 子曰。述而不作。信而好古。窃比於我老彭。

(訓)子曰く、述べて作らず、信じて古を好む。窃(ひそ)かに我が老彭に比す。

(新)子曰く、私の目的は祖述するにあって、私個人の創作ではない。十分な自信を以て、伝統の中に不変の良さを見出す。そう言えば前代にも老彭という人があって、私の理想通りに行ったそうだ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-07

[][][][]雍也第六を読む(その22) 21:50 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その22) - 蜀犬 日に吠ゆ

己れ立たんと欲して

 雍也第六(120~147)

147 子貢曰。如有博施於民。而能済衆。何如。可言仁乎。子曰。何事於仁。必也聖乎。堯舜其猶病諸。夫仁者。己欲立而立人。己欲達而達人。能近取譬。可謂仁之方也已。

(訓)子貢曰く、如(も)し博く民に施して能く衆を済(すく)うものあらば何如ぞや。仁と謂うべきか。子曰く、何ぞ仁を事とせん。必ずや聖か。堯舜も其れ猶おこれを病めり。夫れ仁者は己れ立たんと欲して人を立て、己れ達せんと欲して人を達せしむ。能く近く譬を取る。仁の方と謂うべきのみ。

(新)子貢曰く、如し普ねく人民に恩恵を施し、能く衆生を救済する人があったなら、どう言ったらよいでしょうか。最高の人物、仁者と言えますか。子曰く、それは仁者どころではない。超人的な聖人という外はない。堯舜のような聖人の天子でも、それは仲々難事としたところだ。仁者というものは、自分が立上ろうとするとき、その前に人を立上らせ、自分が到達しようと思えば、その前に人を到達させる。(奇跡のようなことを行わないでも)最も近い所で、説明のできることをするのが、仁者のやり方というものだ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-06

[][][][][]田中芳樹『黒竜譚異聞』祥伝社文庫 22:06 はてなブックマーク - 田中芳樹『黒竜譚異聞』祥伝社文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 感想書いたのに間違って消した。

黒竜潭異聞 (祥伝社文庫)

黒竜潭異聞 (祥伝社文庫)

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2009-08-05

[][][][]雍也第六を読む(その21) 20:29 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その21) - 蜀犬 日に吠ゆ

中庸の徳

 雍也第六(120~147)

145 子曰。中庸之為徳也。其至矣乎。民鮮能久矣。

(訓)子曰く、中庸の徳たるや、其れ至れるかな。民能くすること鮮(すくな)きや久し。

(新)子曰く、永遠の道たる中庸は、至れり尽くせりの徳と言うべきだ。この道が民間ですたれたことも久しいものだ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-04

[][][][]雍也第六を読む(その20) 15:44 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その20) - 蜀犬 日に吠ゆ

君子は博く学び

 雍也第六(120~147)

144 子曰。君子博学於文。約之以礼。亦可以弗畔矣夫。

(訓)子曰く、君子は博く文を学び、これを約するに礼を以てすれば、亦た以て畔(そむ)かざるべし。

(新)子曰く、諸君は多く学んで知識を広め、礼の実践によって知識に締めくくりを与えることができたなら、先ずは学問のつぼをはずさなかったと見てよい。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-03

[][][][]雍也第六を読む(その19) 15:16 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その19) - 蜀犬 日に吠ゆ

井に人あり

 雍也第六(120~147)

143 宰我問曰。仁者雖告之曰。井有仁焉。其従之也。子曰。何為其然也。君子可逝也。不可陥也。可欺也。不可罔也。

(訓)宰我、問うて曰く、仁者は之に告げて、井(せい)に人ありと曰うと雖も、其れこれに従わん。子曰く、何為(なんす)れぞ其れ然らんや。君子は逝かしむべきなり。陥るべからざるなり。欺くべきなり。罔うべからざるなり。

(新)宰我が質問した。先生のおっしゃる最高の人格者、仁者という方はいま井戸に人が落ちていると言いさえすれば、すぐついてくる人ですね。子曰く、何もそんなきまりはない。仁者はさておき、一応の教養ある君子ならば、井戸の近くまではついて行くかもしれぬが、井戸の底へ落とすことはできぬ。うっかりかつがれることはあるかも知れぬが、完全に欺しおおせることはできぬ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

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2009-08-02

[][]どーのこーのいうつもりは…~~いしいひさいち『大問題'08』創元文庫 21:29 はてなブックマーク - どーのこーのいうつもりは…~~いしいひさいち『大問題'08』創元文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 読みました。

大問題 ’08 (創元ライブラリ L い 1-43)

大問題 ’08 (創元ライブラリ L い 1-43)

 感想は特になし。

[][]どーのこーのいうつもりは…~~いしいひさいち『だからどーした劇場』双葉文庫 21:26 はてなブックマーク - どーのこーのいうつもりは…~~いしいひさいち『だからどーした劇場』双葉文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 読みました。

だからどーした劇場 (双葉文庫 い 17-40 ひさいち文庫)

だからどーした劇場 (双葉文庫 い 17-40 ひさいち文庫)

 感想は特になし。

2009-08-01

[][][][]雍也第六を読む(その18) 22:17 はてなブックマーク - 雍也第六を読む(その18) - 蜀犬 日に吠ゆ

觚や觚や

 雍也第六(120~147)

143 子曰。觚不觚。觚哉觚哉。

(訓)子曰く、觚にして觚ならずんば、觚ならんや、觚ならんや。

(新)子曰く、角のある觚(酒器)に真似たつもりでも、うっかり角のない觚を造ったとしたら、それは觚のつもりでも觚ではない。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫