蜀犬 日に吠ゆ

2009-08-10

アギナルド

[]アギナルド 18:54 はてなブックマーク - アギナルド - 蜀犬 日に吠ゆ

 ワキの説明には、

Emilio

Aguinaldo

(1869~1964)


1901年 アメリカに

逮捕され、以降は

年金生活

 説明になっているのでしょうか…

[][]宮城谷昌光『孟嘗君と戦国時代』中公新書 21:44 はてなブックマーク - 宮城谷昌光『孟嘗君と戦国時代』中公新書 - 蜀犬 日に吠ゆ

 オビ(orハカマ)に「孟嘗君そのものが戦国時代なのである」と、宮城谷先生の満面の笑みとともに紹介されていたのでジャケット買い。

孟嘗君と戦国時代 (中公新書)

孟嘗君と戦国時代 (中公新書)

 つまり、「孟嘗君が分かれば戦国時代が分かる!」みたいな、お手軽戦国参考書? なのでしょうか?

 と、思って買ったら最後の第七章・第八章しか孟嘗君が出てきません。あとはずっと戦国時代の話。だからつまり、書名はまさにその通りなのですが、アオリがひどいなあ。と、思いましたが、「孟嘗君そのもの…」は「はじめに」文中の引用なので、そういう意味でも、別に嘘偽りはないわけで、だからつまり、アオリがうまいなあ。

目次
  • はじめに ⅰ
  • 第一章 戦国時代と四君 1
    1. 函谷鉾の孟嘗君 3
    2. 春秋と戦国の違い 5
    3. 戦国時代の諸侯 9
    4. 魏の文侯と戦国四君 17
  • 第二章 斉国と臨淄 25
    1. 営丘と臨淄 27
    2. 桓公と管仲の偉業 30
    3. 陳(田)氏の台頭 35
    4. 姜斉の終わり 42
  • 第三章 威王の時代 45
    1. 威王の即位 47
    2. 黄帝の出現 52
    3. 威王と恵王の宝問答 57
    4. 諸侯から王へ 65
  • 第四章 斉の二大戦争 69
    1. 鄒忌と田忌 71
    2. 孫臏の兵法 76
    3. 桂陵の戦い 83
    4. 馬陵の戦い 87
  • 第五章 孟嘗君の誕生と父 靖郭君 91
    1. 威王と靖郭君田嬰 93
    2. 田嬰の功績 98
    3. 海大魚 104
    4. 五月生まれのわざわい 108
  • 第六章 稷下のにぎわい
    1. 諸子百家 115
    2. 儒家と墨家 119
    3. 道家と法家 124
    4. 名家と縦横家その他 128
  • 第七章 孟嘗君の活躍 139
    1. 孟嘗君の知恵 141
    2. 食客数千人 145
    3. 垂沙の役 149
    4. 武霊王の陰謀 154
  • 第八章 孟嘗君と斉国の命運 159
    1. 孟嘗君秦へゆく 161
    2. 鶏鳴狗盗 165
    3. 孟嘗君の報復 170
    4. 晩年の孟嘗君 174
  • 系図 180
  • 本書関連年表 186

[][][][]述而第七を読む(その3) 23:01 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その3) - 蜀犬 日に吠ゆ

夢に周公を

 述而第七(148~184)

151 子曰。甚矣吾衰也。久矣吾不復夢見周公。

(訓)子曰く、甚だしいかな、吾が衰うるや。久しいかな、吾れ復(ま)夢に周公を見ず。

(新)子曰く、さてさて私も気力が衰えたものだ。もうずうっとこのかた、夢に周公を見ることがなくなった。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 解釈はまあそうでしょうね。「老いて衰えた」と受けとる向きもあるようですが。しかし君子というのは老いてゆくものであると孔子はいうでしょうか。おいたということよりも、「日暮れて道遠し」といいますか、残りの寿命を考えると絶望的だという意味あいのような気がします。

 以前は周公の夢を見ていた、ということなのでしょうが、どんな夢だったでしょうか。周公に教えを受けるとか、周公が文明を作り上げてゆく様をはたから見守るような夢だったのでしょうか。あるいは、周公から「私のあとを継ぐのは、君しかいない」とかなんとかおだてられる夢だったりして。