蜀犬 日に吠ゆ

2009-08-11

林則徐

[][][][]述而第七を読む(その4) 23:01 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その4) - 蜀犬 日に吠ゆ

道に志し

 述而第七(148~184)

153 子曰。志於道。拠於徳。依於仁。游於芸。

(訓)子曰く、道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に游ぶ。

(新)子曰く、学問の道に励み、人格完成を理想とし、人道主義を離れず、その上で趣味にひたりたい。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 どんだけ贅沢なのでしょうか。こんなことが実践できたら、聖者ですよ。ですから最後が願望で解釈してあるのでしょうけれども。l


 ちなみに、「芸」は趣味、となっていますが、これは吉川先生がいうように「六芸」すなわち「礼楽射御書数」のことでしょうね。中世ヨーロッパの自由七科は「文法、修辞、弁論、算術、幾何、音楽、天文」だったので、「射」「御」などの運動競技が含まれません。