蜀犬 日に吠ゆ

2009-08-20

楊貴妃

[][][][]述而第七を読む(その8) 20:39 はてなブックマーク - 述而第七を読む(その8) - 蜀犬 日に吠ゆ

富にして求むべくんば

 述而第七(148~184)

158 子曰。富而可求也。雖執鞭之士。吾亦為之。如不可求。従吾所好。

(訓)子曰く、富にして求むべくんば、執鞭の士と雖も、吾れ亦たこれを為さん。如(も)し求むべからずんば、吾が好む所に従わん。

(新)子曰く、金になりさえすればいいと言う考えだったなら、私は大名行列の露払いのような恰好の悪いことでも喜んでやったでしょう。別に金がほしくないからには、私は、自分の時間を自分のために使いたい。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 これも出処進退の自由自在という話。これは、孔子の就職活動は金銭目的ではなかったということを逆から言った言葉ととらえるのでしょう。仕事は、報酬の部分もあるかもしれませんが、それだけじゃない、と消極的に読むこともできます。