蜀犬 日に吠ゆ

2010-01-25

[][][]みなもと太郎『風雲児たち 幕末編』16巻 リイド社 21:20 はてなブックマーク - みなもと太郎『風雲児たち 幕末編』16巻 リイド社 - 蜀犬 日に吠ゆ

風雲児たち 幕末編 16 (SPコミックス)

風雲児たち 幕末編 16 (SPコミックス)

 あり? 15巻の感想がない…… 買い逃したのかなあ。読んだ記憶もありませんしね。

 とにかく、安政の大獄始まる。


[][][][]子路第十三を読む(その6) 21:10 はてなブックマーク - 子路第十三を読む(その6) - 蜀犬 日に吠ゆ

其の身正しければ

 子路第十三(303~332)

309 子曰。其身正。不令而行。其身不正。雖令不従。 

(訓)子曰く、其の身正しければ、令せずして行わる。其の身正からざれば、令すと雖も従われず。

(新)子曰く、為政者は、その身の行いを正しくすれば、命令を下さないでも自然に政治が行われる。その身の行いが正しくなければ、命令を下しても人はついてこない。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 マキァヴェリ先生はまた違う意見をお持ちかと思いますが、まあ権謀術数とプライベートが放埒なのはまた違うのか。

 自分が動くのではなくて、人を動かす。これが為政者の基本であることは、洋の東西を問いません。たとえるならば、北辰が居ながらにして、すべての星がそのまわりを回るように。


魯と衛の政は、兄弟なり

 子路第十三(303~332)

310 子曰。魯衛之政。兄弟也。

(訓)子曰く、魯と衛の政は、兄弟なり。

(新)子曰く、魯の政治と衛の政治は、似たりよったりだな。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 もちろん、もともと周の武王の弟たちが魯国衛国に封建されたわけですから、国としても兄弟にあたります。(魯国は周公旦、衛国は旦の弟康叔が始祖)

 もちろん(こればっかり)、『孟子』で亜聖が言ったような意味でしょうね。

梁恵王章句上

梁恵王曰、寡人之於國也、盡心焉耳矣、河内凶、則移其民於河東、移其粟於河内、河東凶亦然、察鄰國之政、無如寡人之用心者、鄰國之民不加少、寡人之民不加多、何也、孟子對曰、王好戰、請以戰喩、塡然鼓之、兵刄既接、棄甲曳兵而走、或百歩而後止、或五十歩而後止、以五十歩笑百歩、則何如、曰、不可、直不百歩耳、是亦走也、曰、王如知此、則無望民之多於鄰國也、不違農時、穀不可勝食也、數罟不入洿池、魚鼈不可勝食也、斧斤以時入山林、材木不可勝用也、穀與魚鼈不可勝食、材木不可勝用、是使民養生喪死無憾也、養生喪死無憾、王道之始也、五畝之宅、樹之以桑、五十者可以以帛矣、雖豚狗彘之畜、無失其時、七十者可以食肉矣、百畝之田、勿奪其時、數口之家、可以無飢矣、謹庠序之教、申之以孝悌之義、頒白者不負戴於道路矣、七十者衣帛食肉、黎民不饑不寒、然而不王者未之有也、狗彘食人而不知檢、塗有餓莩而不知發、人死、則曰非我也歳也、是何異於刺人而殺之、曰非我也兵也、王無罪歳、斯天下之民至焉、

小林勝人『孟子』(上)岩波文庫 p35-

 まあ、「五十歩百歩」というのに、長々喋ること。まあとにかく、為政者はいろいろ言い分を持っているでしょうけれども、たいした違いはないということです。