蜀犬 日に吠ゆ

2010-02-02

[][][][]子路第十三を読む(その13) 21:06 はてなブックマーク - 子路第十三を読む(その13) - 蜀犬 日に吠ゆ

近き者説べば、遠き者来る。

 子路第十三(303~332)

318 葉公問政。子曰。近者説。遠者来。

(訓)葉公(しょうこう)、政を問う。子曰く、近き者説(よろこ)べば、遠き者来る。

(新)葉公が政治のやり方を尋ねた。子曰く、近い者が悦ぶような政治をすれば、遠方の者まで懐いてくるものです。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 其の身を正しく其の身正しければ北辰の同工異曲と言えましょう。ここでは、民が逃げず、むしろ隣国から慕って集まってくるような政治、という具体的な結果で説明しています。

 個人的な人間関係であるとすると、朋あり遠方より来る、との関連もうかがえますね。朋を、故人すなわち古くからの友人とは違う、同じ理想をいだく者とする解釈からするとますます関連が深まりそうです。