蜀犬 日に吠ゆ

2010-02-03

[][][][]子路第十三を読む(その1418:58 はてなブックマーク - 子路第十三を読む(その14) - 蜀犬 日に吠ゆ

小利を見るなかれ。

 子路第十三(303~332)

319 子夏為莒父宰。問政。子曰。無欲速。無見小利。欲速則不達。見小利則大事不成。

(訓)子夏、莒父の宰となり、政を問う。子曰く、速かなるを欲するなかれ。小利を見るなかれ。速かならんと欲すれば達せず。小利を見れば、大事成らず。

(新)子夏が莒父の邑の代官となり、政治のやり方を尋ねた。子曰く、成功をいそぐな。目前の勝利に惑わされるな。成功をいそぐと息切れがする。小利に惑わされると、大きな事業はできぬものだ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 子夏は、あんまりイメージないですが、そういう、目先の利益に走ってしまいそうなタイプなのでしょうか? 商や及ばずですから、どちらかといえば引っ込み思案なほうなのでは?

 もしくは、文学には子夏ですから、知識ばかりが先行して政策の実現をあせることを戒めたのかもしれませんね。