蜀犬 日に吠ゆ

2010-03-21

[][][]蛇の章を読む(その40) 23:51 はてなブックマーク - 蛇の章を読む(その40) - 蜀犬 日に吠ゆ

アーラヴァカという神霊

第一 蛇の章

一〇、アーラヴァカという神霊

 (神霊がいった)、「道の人よ、わたしは汝に質問しよう。もしも汝がわたしに解答できないならば、汝の心を乱し、汝の心臓を裂き、汝の両足をとらえてガンジス河の向こうの岸に投げつけよう。」(師は答えた)、「友よ。神々・悪魔・梵天を含む世界において、道の人・バラモン・神々・人間を含む生けるものどものうちで、わが心を乱し、わが心臓を裂き、わが両足をとらえてガンジス河の向こうの岸に投げつけ得るような人を、実にわたしは見出さない。友よ。汝が聞きたいと欲することを、何でも聞け」と。そこでアーヴァラカ神霊は、師に次の詩をもって呼びかけた。――

中村元『ブッダのことば』岩波文庫

 この散文、必要か? 仏教の初期、すなわち仏典結集がなされるまでは口伝が行われていたといいますが、この部分を暗記することは無駄のような気もしますし、仏説の権威づけには機能したのかもしれません。よく分かりません。