蜀犬 日に吠ゆ

2010-04-02

世界樹の迷宮

[]悩み 20:02 はてなブックマーク - 悩み - 蜀犬 日に吠ゆ

 『世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者』、買ってしまいました。『Ⅱ 諸王の聖杯』を途中で挫折したのに。

 あと、第一作も中古で手に入れました。どうしましょう。

 どれからやりましょう。

世界樹の迷宮II 諸王の聖杯(特典無し)

世界樹の迷宮II 諸王の聖杯(特典無し)

世界樹の迷宮III 星海の来訪者(特典なし)

世界樹の迷宮III 星海の来訪者(特典なし)

 もちろん、「悪魔城」も中途半端です!


[][][]アガサクリスティ『スタイルズ荘園の怪死事件』講談社青い鳥文庫 16:02 はてなブックマーク - アガサクリスティ『スタイルズ荘園の怪死事件』講談社青い鳥文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 鍵をかけた自室で、明らかに毒物による死。

 活字離れが年々進むわたくし母里(写植好き)としましては、アシモフとかクリスティとか、もお直球の古典的作品がニガテなのです。すでに定訳と言った雰囲気があり、増刷はすれど改版はされず……ページをめくるたびに目に飛び込んでくる活字活字活字……めまいがしてきて本を読み進める気力をどんどん奪われてゆくような錯覚さえおぼえます。

 というわけで、「青い鳥文庫」の登場。「小学上級から」の頼もしいお墨付きは勿論、あの、写植の、きれいな文字列がたまりません。一文字一文字の大きさもさることながら、字間行間の「余白の美」。寝っ転がって薄暗い部屋で読むのに好適です。

 ミステリって、たしか内容をブログにアップすると重大なマナー違反なんですよね。なので


 おもしろかった。


 と書いて終わりにします。



[][][][]衛霊公第十五を読む(その9) 15:38 はてなブックマーク - 衛霊公第十五を読む(その9) - 蜀犬 日に吠ゆ

臧文仲は其れ位を窃む者

 衛霊公第十五(380~420)

392 子曰。臧文仲。其窃位者与。知柳下恵之賢而不与立也。

(訓)子曰く、臧文仲は其れ位を窃む者か。柳下恵の賢を知りて、与(とも)に立たざるなり。

(新)子曰く、魯の臧文仲は禄盗人と言えようか。柳下恵の賢人であることを知って、かえってこれを排斥した。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 臧文仲は公冶長第五臧文仲、何如んぞ其れ知ならんやと酷評されています。賢者との評判が高かったことにたいして孔子は批判的でした。

 臧文仲が柳下恵を登用しなかった理由は不明です。一般的な心情から憶測するのであれば、すぐれた人間に嫉妬し、自分の地位が奪われるのではないかと恐れた、のでしょう。そうした個人的な感情を持つこと自体は、おそらく孔子はそれほど罵倒しないのではないでしょうか。ただ、一国の宰相としては、個人の感情よりも国を豊かに平和なものにするための責任を優先させなければならないのであって、有用な人物を、そうと知りつつ政事に迎え入れないのであれば、給料泥棒であるといわれてもいたしかたのないところでしょうね。