蜀犬 日に吠ゆ

2010-04-24

[][][][]季氏第十六を読む(その3) 19:55 はてなブックマーク - 季氏第十六を読む(その3) - 蜀犬 日に吠ゆ

禄の公室を去ること五世

 季氏第十六(421~434)

423 孔子曰。禄之去公室。五世矣。政逮於大夫。四世矣。故夫三桓之子孫。微也。

(訓)子曰く、禄の公室を去ること五世なり。政、大夫に逮(およ)ぶこと四世なり。故に夫の三桓の子孫微なり。

(新)孔子曰く、魯の国では君主が内政の権を失ってから五代たった。政権が家老の手に移ってから四代たったわけだ。そこで今度は家老の家、桓公から出た御三家が衰える番になってきたのだ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 422で説明したことを魯の国の現状にあてはめる。こうした直接的な言い方は、これまでの各章には出て来ませんでしたが、孔子がだいぶ政治に踏み込んだ発言をしていたことが分かります。