蜀犬 日に吠ゆ

2010-05-20

[][][][]陽貨第十七を読む(その15) 20:48 はてなブックマーク - 陽貨第十七を読む(その15) - 蜀犬 日に吠ゆ

博奕なるものあらずや

 陽貨第十七(435~460)

456 子曰。飽食終日。無所用心。難矣哉。不有博奕者乎。為之猶賢乎已。

(訓)子曰く、飽食して日を終え、心を用うる所なし。難いかな。博奕なるものあらずや。これを為すは猶お已むに賢(まさ)れり。

(新)子曰く、腹いっぱい食べて一日中、頭を働かせることのない人は、問題にもならぬ人間だ。博奕なという勝負ごとの遊戯があるだろう。あれをしてでも遊ぶほうが、まだ何もしないよりはましだろうな。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 デカンショ節でよく「「論語」「孟子」を読んではみたが 酒を飲むなと書いてない」「酒を飲むなと書いてはないが 酒を飲めとも書いてない」とかいいますが、「飽食終日」は駄目だ、とあるではないですか。駄目ですよ。


 また、

「博」は、すごろく。「奕」は、囲碁。

加地伸行『論語』講談社学術文庫

 ばくちのたぐい。