蜀犬 日に吠ゆ

2010-06-03

[][][]古今和歌集を読む 春歌上(その4) 22:54 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 春歌上(その4) - 蜀犬 日に吠ゆ

春歌上

雪の木にふりかゝれるをよめる   素性法師

6 春たてば花とや見らむ 白雪のかゝれる枝にうぐひすの鳴く

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

6 雪の―雪が。「ふりかゝれる」に係る。 二(鶯が枝の雪を)花と見ているのだろうか。「見らむ」は「見るらむ」の古い言い方。

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

 鶯好きなんですね。花は勿論梅の花。


春歌上

題しらず   よみ人しらず

7 心ざし深くそめてしをりければ 消えあへぬ雪の花と見ゆらん


 ある人のいはく、さきのおほきおほいまうちぎみの歌なり

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

7 三a折りけらば、b居りければ、の二説あるが、aによる。だれが折ったのか、雪が花のようについている枝がおいてあるのを、見ての作とする。

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫