蜀犬 日に吠ゆ

2010-06-10

[][][][]子張第十九を読む(その9) 21:46 はてなブックマーク - 子張第十九を読む(その9) - 蜀犬 日に吠ゆ

仕えて優なれば学び、学びて優なれば仕う

 子張第十九(472~496)

484 子夏曰。仕而優則学。学而優則仕。

(訓)子夏曰く、仕えて優なれば学び、学びて優なれば仕う。

(新)子夏曰く、官位について仕事に自信がついたならば学問を始め、学問をして自信がついたならば官途につく。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 孔子の時代の封建制度においては、貴族出身の子弟は学ぶことを竢たないで世襲的に官位についたが、普通の士族庶民にあっては、伝手を求めて就職口を探さなければならず、学問はその際の有力な武器であった。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

喪には哀を致して止む

 子張第十九(472~496)

485 子游曰。喪致乎哀而止。

(訓)子游曰く、喪には哀を致して止む。

(新)子游曰く、葬式には悲しみを尽くすだけで最上だ。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 余計な口上はいらない、ということでしょう。