蜀犬 日に吠ゆ

2010-06-15

[][][][]子張第十九を読む(その15) 19:14 はてなブックマーク - 子張第十九を読む(その15) - 蜀犬 日に吠ゆ

君子の過ちや、日月の食の如し

 子張第十九(472~496)

492 子貢曰。君子之過也。如日月之食焉。過也人皆見之。更也人皆仰之。

(訓)子貢曰く、君子の過ちや、日月の食の如し。過てば人皆なこれを見る。更むれば人皆これを仰ぐ。

(新)子貢曰く、諸君は過失を犯した時には、日月の蝕のようにしてもらいたい。過失があれば万人がそれに気付く。過失を改めた時はまた万人が皆なそれに気付いて尊敬する。

宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫

 こそこそしないことが大切だ、ということでしょう。そうしてきちんと過ちを認めて改めよ、と。失敗をしないことなどできないのですから、過失を犯してしまうこと、犯してしまったあとのことまで考えておきましょう、というのが儒学の姿勢。