蜀犬 日に吠ゆ

2010-07-20

[][][]古今和歌集を読む 春歌上(その16) 19:32 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 春歌上(その16) - 蜀犬 日に吠ゆ

 これだけ暑い最中ですとまるきり情感が湧いてきませんが、夏歌まではまだ遠い。

春歌上


35 梅の花立ちよるばかりありしより 人のとがむる香にぞしみぬる

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

35 四五あの人が、あれッ、これはだれの袖の移り香かと思うような香にそまってしまった。

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

 たぶんですけど、自意識過剰。そもそも平安貴族の衣は香木でたきしめてあるので梅林をぬけたとて、移り香しますかねえ。