蜀犬 日に吠ゆ

2010-08-31

[][][]孟子を読む 梁惠王章句上(その9) 20:17 はてなブックマーク - 孟子を読む 梁惠王章句上(その9) - 蜀犬 日に吠ゆ

是れ為さざるなり。能わざるに非ざるなり

梁惠王章句上 凡七章

曰、不爲者與不能者之形、何以異、曰、挾大山以超北海、語人曰我不能、是誠不能也、爲長者折枝、語人曰我不能、是不爲也、非不能也、故王之不王、非挾大山以超北海之類也、王之不王、是折枝之類也、老吾老、以及人之老、幼吾幼、以及人之幼、天下可運於掌、詩云、刑于寡妻、至于兄弟、以御于家邦、言擧斯心、加諸彼而已、故推恩足以保四海、不推恩無以保妻子、古之人所以大過人者無也焉、善推其爲而已矣、今恩以及ぶ禽獸、而功不至於百姓者、獨何與、權然後知輕重、度然後知長短、物皆然、心爲甚、王請度之、

小林勝人訳注『孟子』上 岩波文庫

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2010-08-30

ヒグラシ

[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その13) 20:50 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その13) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上

204 ひぐらしの鳴きつるなへに日はくれぬと思ふは山のかげにぞありける

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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[][][]孟子を読む 梁惠王章句上(その8) 20:09 はてなブックマーク - 孟子を読む 梁惠王章句上(その8) - 蜀犬 日に吠ゆ

是の心以て王たるに足れり

梁惠王章句上 凡七章

曰、無傷也、是乃仁術也、見牛未見羊也、君子之於禽獸也、不忍見其死、聞其聲、不忍食其肉、是以君子遠庖廚也、王説曰、詩云、他人有心、予忖度之、夫子之謂也夫、我乃行之、反而求之、不得吾心、夫子言之、於我心有戚戚焉、此心之所以合於王者何也、曰、有復於王者曰、吾力足以擧百鈞、而不足以擧一羽、明足以察秋豪之末、而不見輿薪、則王許之乎、曰、否、今恩足以及禽獸、而功不至於百姓者、獨何與、然則一羽之不擧、爲不用力焉、輿薪之不見、爲不用明焉、百姓之不見保、爲不用恩焉、故王之不王、不爲也、非不能也、

小林勝人訳注『孟子』上 岩波文庫

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2010-08-29

[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その12) 15:08 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その12) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上

201 秋の野に道もまどひぬ まつむしのこゑする方にやどやからまし

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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[][][]孟子を読む 梁惠王章句上(その7) 14:57 はてなブックマーク - 孟子を読む 梁惠王章句上(その7) - 蜀犬 日に吠ゆ

是の心以て王たるに足れり

 第七章は長いので、文庫本でもいくつかに分節しています。

梁惠王章句上 凡七章

齊宣王問曰、齊桓晉文之事、可得聞乎、孟子對曰、仲尼之徒、無道桓文之事者、是以後世無傳焉、臣未之聞也、無以則王乎、曰、徳何如則可以王矣、曰、保民而王、莫之能禦也、曰、若寡人者、可以保民乎哉、曰、可、曰、何由知吾可也、曰、臣聞之胡齕、曰、王坐於堂上、有牽牛而過堂下者、王見之曰、牛何之、對曰、將以釁鍾、王曰、舎之、吾不忍其觳觫若無罪而就死地、對曰、然則廢釁鍾與、曰、何可廢也、以羊易之、不識有諸、曰、有之、曰、是心足以王矣、百姓皆以王爲愛也、臣固知王之不忍也、王曰、然、誠有百姓者、齊國雖褊小、吾何愛一牛、卽不忍其觳觫若無罪而就死地、故以羊易之也、曰、王無異於百姓之以王爲愛也、以小易大、彼惡知之、王若隱其無罪而就死地、則牛羊何擇焉、王笑曰、是誠何心哉、我非愛其財、而易之以羊也、宜乎百姓之謂我愛也、

小林勝人訳注『孟子』上 岩波文庫

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2010-08-28

ホガラカ~

[][]石黒正数『Presentforme』少年画報社 23:52 はてなブックマーク - 石黒正数『Presentforme』少年画報社 - 蜀犬 日に吠ゆ

 漫画屋さんに行くたびに「F全集」のオーラを感じているわけですが、まあ諸般の事情からそういう欲動は抑圧しているのです。しかしいつも防衛機制として「抑圧」を選択しているとスーパーエゴよりエス(イドともいう)の暴走力が上回ってしまうので……まあいいか。


 「F全集」ではなく「F成分」を体に取り入れるサプリメントとしての石黒正数。

Present for me 石黒正数短編集 (ヤングキングコミックス)

Present for me 石黒正数短編集 (ヤングキングコミックス)

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[][]福満しげゆき『うちの妻ってどうでしょう』3 双葉社 22:43 はてなブックマーク - 福満しげゆき『うちの妻ってどうでしょう』3 双葉社 - 蜀犬 日に吠ゆ

 いよいよ第3巻。『僕小』に結構飽きてきたのですが、こっちの方が面白い。

うちの妻ってどうでしょう?(3)ーアクションコミックス

うちの妻ってどうでしょう?(3)ーアクションコミックス

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[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その12) 22:20 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その12) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上

200 君しのぶ草にやつるゝふるさとは 松虫の音ぞかなしかりける

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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[][][]孟子を読む 梁惠王章句上(その6) 22:05 はてなブックマーク - 孟子を読む 梁惠王章句上(その6) - 蜀犬 日に吠ゆ

仁者は敵なし

梁惠王章句上 凡七章

孟子見梁襄王、出語人曰、望是不似人君、就之而不見所畏焉、卒然問曰、天下惡乎定、吾對曰、定于一、孰能一之、對曰、不嗜殺人者能一之、孰能與之、對曰、天下莫不與也、王知夫苗乎、七八月之間、旱則苗槁矣、天油然作雲、沛然下雨、則苗浡然興之矣、其如是、孰能禦之、今夫天下之人牧、未有不嗜殺人者也、如有不嗜殺人者、則天下之民、皆引領而望之矣、誠如是也、民歸之、由水之就下沛然、誰能禦之、

小林勝人訳注『孟子』上 岩波文庫

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2010-08-27

[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その11) 19:49 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その11) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上


199 秋の夜は露こそことに寒からし くさむらごとに虫のわぶれば

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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[][][]孟子を読む 梁惠王章句上(その5) 19:39 はてなブックマーク - 孟子を読む 梁惠王章句上(その5) - 蜀犬 日に吠ゆ

仁者は敵なし

梁惠王章句上 凡七章

梁惠王曰、晉國天下莫强焉、叟之所知也、及寡人之身、東敗於齊、長子死焉、西失地於秦七百里、南辱於楚、寡人恥之、願比死者壹洒之、如之何則可、孟子對曰、地方百里而可以王、王如施仁政於民、省刑罰、薄稅斂、深耕易耨、壯者以暇日、脩其孝悌忠信、入以事其父兄、出以事其長上、可使制梃以撻秦楚之堅甲利兵矣、彼奪其民時、使不得耕耨以養父母、父母凍餓、兄弟妻子離散、彼陷溺其民、王往而制之、夫誰與王敵、故仁者無敵、王請勿疑

小林勝人訳注『孟子』上 岩波文庫

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2010-08-26

[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その10) 21:25 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その10) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上

   月をよめる   在原元方


195 秋の夜の月の光しあかければ くらぶの山もこえぬべらなり

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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[][][]孟子を読む 梁惠王章句上(その4) 20:25 はてなブックマーク - 孟子を読む 梁惠王章句上(その4) - 蜀犬 日に吠ゆ

民の父母と為りて政を行い

梁惠王章句上 凡七章

梁惠王曰、寡人願安承教、孟子對曰、殺人以梃與刃、有以異乎、曰、無以異、以刃與政、有以異乎、曰、無以異也、曰、庖有肥肉、廐有肥馬、民有飢色、野有餓莩、此率獸而食人也、獸相食、且人惡之、爲民父母行政、不免於率獸而食人、惡在其爲民父母也、仲尼曰、始作俑者、其無後乎、爲其象人而用之也、如之何其使斯民飢而死也、

小林勝人訳注『孟子』上 岩波文庫

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2010-08-25

[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その9) 21:25 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その9) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上


192 さ夜なかと夜はふけぬらし かりが音の聞ける空に月わたる見ゆ

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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[][][]孟子を読む 梁惠王章句上(その3) 20:25 はてなブックマーク - 孟子を読む 梁惠王章句上(その3) - 蜀犬 日に吠ゆ

五十歩を以て百歩を笑わば、則ち何如

梁惠王章句上 凡七章

梁惠王曰、寡人之於國也、盡心焉耳矣、河内凶、則移其民於河東、移其粟河内、河東凶亦然、察鄰國之政、無如寡人之用心者、鄰國之民不加少、寡人之民不加多、何也、孟子對曰、王好戰、請以戰喩、塡然鼓之、兵刃旣接、棄甲曳兵而走、或百歩而後止、或五十歩而後止、以五十歩笑百歩、則何如、曰、不可、直不百歩耳、是亦走也、曰、王如知此、則無望民之多於鄰國也、不違農時、穀不可勝食也、數罟不入洿池、魚鼈不可勝食也、斧斤以時入山林、材木不可勝用也、穀與魚鼈不可勝食、材木不可勝用、是使民養生喪死無憾也、養生喪死無憾、王道之始也、五畝之宅、樹之以桑、五十者可以衣帛矣、鷄豚狗彘之畜、無失其時、七十者可以食肉矣、百畝之田、勿奪其時、數口之家、可以無飢矣、謹庠序之教、申之以孝悌之義、頌白者不負戴於道路矣、七十者衣帛食肉、黎民不飢不寒、然而不王者未之有也、狗彘食人而不知檢、塗有餓莩而不知發、人死、則曰非我也歳也、是何異於刺人而殺之、曰非我也兵也、王無罪歳、斯天下之民至焉、

小林勝人訳注『孟子』上 岩波文庫

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2010-08-24

[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その8) 19:49 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その8) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上

   これさだ(是貞)のみこ(仁和第二)の家(元右中将)の歌合(母同寛平)のうた


189 いつはとは時はわかねど 秋の夜ぞ物思ふことのかぎりなりける

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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[][][]孟子を読む 梁惠王章句上(その2) 19:35 はてなブックマーク - 孟子を読む 梁惠王章句上(その2) - 蜀犬 日に吠ゆ

古の人は民と偕に楽しむ

梁惠王章句上 凡七章

孟子見梁惠王、王立於沼上、顧鴻鴈麋鹿曰、賢者亦樂此乎、孟子對曰、賢者而後樂此、不賢者雖有此不樂也、詩云、經始靈臺、經之營之、庶民攻之、不日成之、經始勿亟、庶民子來、王在靈囿、麀鹿攸伏、麀鹿濯濯、白鳥鶴鶴、王在靈沼、於牣魚躍、文王以民力爲臺爲沼、而民歡樂之、謂其臺曰靈臺、謂其沼曰靈沼、樂其有麋鹿魚鼈、古之人與民偕樂、故能樂也、湯誓曰、時日害喪、予及女皆亡、民欲與之皆亡、雖有臺池鳥獸、豈能獨樂哉、

小林勝人訳注『孟子』上 岩波文庫

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2010-08-23

[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その7) 19:31 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その7) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上

   題しらず   よみ人しらず


184 このまよりもりくる月のかげ見れば 心づくしの秋はきにけり

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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[][][]孟子を読む 梁惠王章句上(その1) 20:47 はてなブックマーク - 孟子を読む 梁惠王章句上(その1) - 蜀犬 日に吠ゆ

王亦仁義を曰わんのみ

梁惠王章句上 凡七章

孟子見梁惠王、王曰、叟不遠千里而來、亦將有以利吾國乎、孟子對曰、王何必曰利、亦有仁義而已矣、王曰何以利吾國、大夫曰何以利吾家、士庶人曰何以利吾身、上下交征利而國危矣、萬乗之國弑其君者、必千乗之家、千乗之國弑其君者、必百乗之家、萬取千焉、千取百焉、不爲不多矣、苟爲後義而先利、不奪不饜、未有仁而遺其親者也、未有義而後其君者也、王亦曰仁義而已矣、何必曰利、

小林勝人訳注『孟子』上 岩波文庫

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2010-08-22

[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その6) 19:16 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その6) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上

   なぬかの夜の暁によめる   源むねゆきの朝臣


182 今はとてわかるゝ時は 天の川わたらぬさきに袖ぞひちぬる

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-21

[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その5) 16:32 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その5) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上

   なぬかの日の夜よめる  凡河内みつね


179 年ごとにあふとはすれど 織女の寝るよの数ぞすくなかりける

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-19

[][][]滑って転んでおおいたけん~~ジェイソン・グッドウィン『イスタンブールの群狼』ハヤカワ・ミステリ文庫 19:43 はてなブックマーク - 滑って転んでおおいたけん~~ジェイソン・グッドウィン『イスタンブールの群狼』ハヤカワ・ミステリ文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 ミステリを読まないことは、時間を有効に使う技術の一つであると信奉しているわたくし母里ですが、まあオスマントルコ改革期の1836年、イスタンブルで近衛新軍士官の惨殺死体が連続発見されるとなると食指が……

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2010-08-17

[][][]デイヴィッド・アーモンド『肩胛骨は翼のなごり』創元推理文庫 20:46 はてなブックマーク - デイヴィッド・アーモンド『肩胛骨は翼のなごり』創元推理文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 「命の不思議と生の喜びにみちた、素晴らしい」感動傑作青春ファンタジィ。難病の女の子も出てくるし、まあ画に描いたようなお涙ちょうだいなので敬遠していたのですが、結局読んでしまいました。

 そして、予想どおり落涙。感動した!

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2010-08-15

[][]早川タダノリ『神国日本のトンデモ決戦生活』合同出版 20:05 はてなブックマーク - 早川タダノリ『神国日本のトンデモ決戦生活』合同出版 - 蜀犬 日に吠ゆ

 最近小説の書き込みでいっぱいいっぱいだったのですが、一応その他の本も読んでます。

 今日はこういう日ですので、そういう本を。

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2010-08-14

[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その4) 18:57 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その4) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上


176 恋ひ恋ひてあふ夜はこよひ 天の川霧立ちわたり あけずもあらなん

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-12

[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その3) 20:58 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その3) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上


174 久方のあまのかはらの渡守 きみ渡りなばかぢ隠してよ

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-11

[][][]マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』上 岩波文庫 を読む。(その1) 21:04 はてなブックマーク - マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』上 岩波文庫 を読む。(その1) - 蜀犬 日に吠ゆ

 本棚をさらうシリーズ。

 まずは訳者による舞台の解説から。

はしがき

 この物語はだいたいにおいて、作者自身の少年時代の経験をもとに書かれたものと考えられる。ハックの育った町セント・ピーターズバーグは、マーク・トウェインが四歳から十八歳のころまで住んでいたミズーリ州ハニバルであろう。アメリカの地図をひろげてみると、ほぼ中央を南北にミシシッピー川が流れていて、その中ほどにセント・ルイスという大都会が目につくが、ハニバルはそこから百五十キロばかり川をさかのぼったところにある。

 マーク・トウェインは一八三五年生まれだから、ハニバルで少年時代を過ごしたのは一八四〇年代から五〇年代にかけて、日本ではそろそろ幕末のさわがしい時期にさしかかるころである。

 ミズーリ州は、南北の勢力争いの妥協のために、一八二一年に奴隷制度を認める州として誕生した。その後、南北の対立は次第にはげしくなって、やがて南北戦争という形で決裂する。しかし、マーク・トウェインの少年時代のいなか町では、そんな険悪な空気はほとんど感じられなかったらしい。少なくとも作者の少年時代の記憶には強く残っていないようである。

マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』上 岩波文庫
ハックルベリー・フィンの冒険〈上〉 (岩波文庫)

ハックルベリー・フィンの冒険〈上〉 (岩波文庫)


[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その2) 19:34 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その2) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上

   題しらず    よみ人しらず


171 わがせこが衣のすそを吹き返し うらめづらしき秋のはつかぜ

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-10

[][]ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その15) 20:13 はてなブックマーク - ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その15) - 蜀犬 日に吠ゆ

 16~24、エピローグ。読了。

 しかし、ガニメデ基地の、限定された区画内で煙草を吸う感覚は21世紀にはもうないですよねえ。

 あと、ヴァレリヤ・ペトロホフはちっともでてこないじゃんかよ? あの伏線何だったのでしょう。

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[][][]古今和歌集を読む 秋歌上(その1) 20:13 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 秋歌上(その1) - 蜀犬 日に吠ゆ

秋歌上

   秋立つ日よめる   藤原敏行朝臣



169 秋きぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-09

[][]ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その1420:53 はてなブックマーク - ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その14) - 蜀犬 日に吠ゆ

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[][][]古今和歌集を読む 夏歌(その17) 20:53 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 夏歌(その17) - 蜀犬 日に吠ゆ

夏歌

   となりより、常夏の花をこひにおこせたりければ、

   惜しみてこのうたをよみてつかはしける   みつね


167 ちりをだにすゑじとぞ思ふ 咲きしより 妹とわが寝るとこなつの花

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-08

[][]ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その13) 22:04 はてなブックマーク - ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その13) - 蜀犬 日に吠ゆ

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[][][]古今和歌集を読む 夏歌(その16) 20:27 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 夏歌(その16) - 蜀犬 日に吠ゆ

   ほとゝぎすの鳴きけるをきゝてよめる   みつね


164 郭公 我とはなしに卯の花のうき世の中に鳴きわたるらん

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-06

[][]ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その12) 20:03 はてなブックマーク - ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その12) - 蜀犬 日に吠ゆ

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[][][]古今和歌集を読む 夏歌(その15) 20:03 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 夏歌(その15) - 蜀犬 日に吠ゆ

夏歌

   山にほとゝぎすの鳴きけるをきゝてよめる   つらゆき


162 郭公人まつ山になくなれば 我うちつけに恋ひまさりけり

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-05

[][]ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その11) 21:34 はてなブックマーク - ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その11) - 蜀犬 日に吠ゆ

 あーでも、この時代(ホーガンの1977)て、まだ「DNA解析」とか「地球科学」ってなかったのですねえ。

9

男女併せて少なくとも十四人が識別されうる人体各部の断片が収拾されたのである。もちろん、どの遺体もチャーリーの保存状態とは比較にならないものだった。いずれも、文字通りばらばら死体であった。焼け焦げた宇宙服の残骸の中に炭化した骨が散乱していたのである。外見において地球人とまったく同じ姿であったのみならず、ルナリアンは自己に弱い点もまた地球人と変わりがなかった。結局この発見も新たな情報をもたらすものではなかったかに思われたが

ホーガン/池 央耿訳『星を継ぐもの』創元SF文庫

 「ヒトゲノム解析」が進む現代文明であれば、男女が識別でき、人体と確認できるくらいのサンプルが残っていれば十分DNA鑑定が可能と考えていますので、新たな情報どころか、宝の山だったのになあ。

9

 地図の解析に当たっている者たちの誰一人、数学班が度量衡の換算表と考えている数表のことを知らされていなかった。

ホーガン/池 央耿訳『星を継ぐもの』創元SF文庫

 もちろんコードウェルの不手際なのでしょうが、地理学者が理系の数学物理学に所属することは測量学や天文学の歴史から見ても当然なのだと思っていました。日本では、地理が地政学におとしこまれて「東南アジアを侵略すれば石油が掘り放題だ」とかいううちに地誌学と結びついていったのですが、アメリカでもそういう風に地理の分野はあいまいだったのでしょうか。

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[][][]古今和歌集を読む 夏歌(その1422:28 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 夏歌(その14) - 蜀犬 日に吠ゆ

夏歌

   さぶらひにて、をのこどもの酒たうべけるに、めし

   て「郭公まつうたよめ」とありければよめる   みつね


161 郭公こゑもきこえず 山彦は 外になく音(ね)をこたへやはせぬ

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-04

[][][]ドイツ新時代 22:38 はてなブックマーク - ドイツ新時代 - 蜀犬 日に吠ゆ

 フリードリヒ=ウィルヘルム4世が発狂し王弟ウィルヘルム(後のウィルヘルム1世)が摂政になった1858年からドイツ「新時代」はじまる、というのはいままで知らなかったのであとで物置で本を探るべきでしょうか。

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[][][]みなもと太郎『風雲児たち』幕末編 17 リイド社 21:11 はてなブックマーク - みなもと太郎『風雲児たち』幕末編 17 リイド社 - 蜀犬 日に吠ゆ

 安政五年十一月から六年正月まで。

 1858年というと、世界史的にはなんといっても前年からのスィパーヒー(セポイ)の乱が集結し、英連邦インド帝国が成立したことでしょうか。あとはロシアと中国のアイグン条約、くらいですか。

 世界史年表をめくっていたらプロシアでは「1858 国王(フリードリヒ=ウィルヘルム4世:母里の註)発狂。王弟ウィルヘルムの摂政、”新時代”はじまる」などと書いてありますが、「新時代ってなんでしょね」ビスマルクが国政をとるのは1862年からなので、まだ間があります。

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[][]ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その10) 20:13 はてなブックマーク - ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その10) - 蜀犬 日に吠ゆ

8

「ヒヤヒヤ」テーブルの端から野次が飛んだ。

ホーガン/池 央耿訳『星を継ぐもの』創元SF文庫

 女剣劇かよ!

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[][][]古今和歌集を読む 夏歌(その1419:42 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 夏歌(その14) - 蜀犬 日に吠ゆ

夏歌

   ほとゝぎすのなくをきゝてよめる  つらゆき


160 五月雨のそらもとゞろに 郭公 なにをうしとか夜たゞ鳴くらん

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-03

[][][]古今和歌集を読む 夏歌(その13) 19:34 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 夏歌(その13) - 蜀犬 日に吠ゆ

夏歌

      紀秋岑


158 夏山に恋しき人やいりにけん こゑふりたててなくほとゝぎす

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-02

[][][]古今和歌集を読む 夏歌(その12) 19:20 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 夏歌(その12) - 蜀犬 日に吠ゆ

夏歌

      きのつらゆき


156 夏の夜の 臥すかとすれば郭公鳴く一こゑにあくるしのゝめ

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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2010-08-01

[][]ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その9) 16:35 はてなブックマーク - ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その9) - 蜀犬 日に吠ゆ

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[][][]古今和歌集を読む 夏歌(その11) 16:45 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 夏歌(その11) - 蜀犬 日に吠ゆ

夏歌


154 夜や暗き 道やまどへる 郭公 わがやどをしも過ぎがてに鳴く

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

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