蜀犬 日に吠ゆ

2010-08-01

[][]ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その9) 16:35 はてなブックマーク - ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』創元SF文庫(その9) - 蜀犬 日に吠ゆ

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    • チャーリーの遺体がトライマグニスコープでスキャンされて現生人類とほぼ同じ生物であることが確認される。
    • チャーリーの手帳のスキャンがはじまり、数字と月世界(ルナリアン)語のアルファベット三十七文字が確認される。
      • 一週間のあいだにそんなに? むしろそれら言語学者の物語の方が気になるレベル。
    • リン・ガーランドが「手帳にはカレンダーがつきもの」という女の直観で研究は大いに進む。
      • 「女に論理的思考は無理」的な古い観念が、アメリカには色濃く残っているのですねえ。まあこのあとヴァレリヤ・ペトロホフ女史が登場するのでその活躍に期待。
      • 英人さん(ライミー)のニュアンスが読み取れなくて「狂ったライミー」とも出てくるので、茶化すような感じなのですが、卑語なのかことさら気取った言葉で皮肉っぽい雰囲気を出しているのか、辞書を引きます。
        • リーダース第二版。「limey 俗 derog 英国水兵(時に陸軍軍人もさす)、英国人」なるほど。で、こんどは derog が分からないで凡例をみると、「derogate」→「derogate (価値・名声を)そこなう」とあり、罵倒語と分かりました。
          • ちなみになんで limey なのかというと、もともとの語は「lime-juicer 俗 英国船、英国人水兵、英国人 (壊血病予防に英国船でライム果汁を飲ませたことから)」とあり、海洋帝国イギリスの面目躍如というべき悪口ではありますね。