蜀犬 日に吠ゆ

2010-08-04

[][][]古今和歌集を読む 夏歌(その1419:42 はてなブックマーク - 古今和歌集を読む 夏歌(その14) - 蜀犬 日に吠ゆ

夏歌

   ほとゝぎすのなくをきゝてよめる  つらゆき


160 五月雨のそらもとゞろに 郭公 なにをうしとか夜たゞ鳴くらん

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

160 二空も響くほどに。 四五何をつらいといって夜どおしないているのだろうか。

佐伯梅友校注『古今和歌集』岩波文庫

 「そらもとどろ」くほど声が響くものなのですかね。なんとなく林のなかから聞こえてくるイメージが。時鳥ではなくてカッコウの字面に引きずられているのでしょうかね。天下布武の象徴とも言われる時鳥ですから、三千世界にとどろく声なのかもしれません。