蜀犬 日に吠ゆ

2010-09-20

[][][]孫子を読む 計篇(その2) 20:51 はてなブックマーク - 孫子を読む 計篇(その2) - 蜀犬 日に吠ゆ

将 吾が計を聴くときは、これを用うれば必らず勝つ

計篇

將聽吾計、用之必勝、留之、將不聽吾計、用之必敗、去之、計利以聽、乃爲之勢、以佐其外、勢者因利而制權也、

金谷治訳注『孫子』 岩波文庫

 将 吾が計を聴くときは、これを用うれば必らず勝つ、これを留めん。将 吾が計を聴かざるときは、これを用うれば必らず敗る、これを去らん。計、利として以て聴かるれば、乃ちこれが勢を為して、以て其の外を佐(たす)く。


 将軍がわたしの(上にのべた五事七計)はかりごとに従うばあいには、彼を用いたならきっと勝つであろうから留任させる。将軍がわたしのはかりごとに従わないばあいには、彼を用いたならきっと負けるであろうから辞めさせる。はかりごとの有利なことが分かって従われたならば、(出陣前の内謀がそれで整ったわけであるから、)そこで勢ということを助けとして(出陣後の)外謀とする。勢とは、有利な情況(を見ればそれ)にもとづいてその場に適した臨機応変の処置をとることである。

金谷治訳注『孫子』 岩波文庫
孫子 (1963年) (岩波文庫)

孫子 (1963年) (岩波文庫)