蜀犬 日に吠ゆ

2011-01-26

[][][]小なる章を読む(その7) 19:02 はてなブックマーク - 小なる章を読む(その7) - 蜀犬 日に吠ゆ

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

大富豪であるバラモンたち

第二 小なる章

七、バラモンにふさわしいこと

 わたくしが聞いたところによると、――あるとき尊き師(ブッダ)はサーヴァッティー市のジェータ林、(孤独な人々に食を給する長者)の園におられた。そのときコーサラ国に住む、多くの、大富豪であるバラモンたち――かれらは老いて、年長け、老いぼれて、年を重ね、老齢に達していたが、老齢に達していたが――は師のおられるところに近づいた。そうして師と会釈した。喜ばしい思い出に関する挨拶の言葉を交したのち、かれらは傍らに坐した。

中村元『ブッダのことば』岩波文庫

大富豪であるバラモンたち

第二 小なる章

七、バラモンにふさわしいこと

 そこで大富豪であるバラモンたちは師に言った、「ゴータマ(ブッダ)さま。そもそも今のバラモンは昔のバラモンたちの守っていた定めにしたがっているでしょうか?」(師は答えた)、「バラモンたちよ。今のバラモンたちは昔のバラモンたちの守ったバラモンの法に従ってはいない。」「では、ゴータマさまは、昔のバラモンたちの守ったバラモンの法をわれらに話してください。――もしもゴータマさまにお差支えがなければ。」「では、バラモンたちよ、お聞きなさい、よく注意なさい。わたしは話してあげましょう。」「どうぞ」と、大富豪であるバラモンたちは、師に答えた。

 師は次のことを告げた。――

中村元『ブッダのことば』岩波文庫

 ここまで。仏教ははじめウパニシャッド諸派であり、独立した宗教ではなかったので「バラモンにふさわしいバラモン」になることが重要視されたんですね。