蜀犬 日に吠ゆ

2011-02-12

[][][]小なる章を読む(その16) 18:51 はてなブックマーク - 小なる章を読む(その16) - 蜀犬 日に吠ゆ

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

驕りを除去し、しっかりとした態度で行え

第二 小なる章

九、いかなる戒めを

三二八 笑い、だじゃれ、悲泣、嫌悪、いつわり、詐欺、貪欲(とんよく)、高慢、激昂(げきこう)粗暴なことば、汚濁、耽溺をすてて、驕りを除去し、しっかりとした態度で行え。

中村元『ブッダのことば』岩波文庫

 だじゃれって、駄目なのか。

第二 小なる章

九、いかなる戒めを

三二九 みごとに説かれたことばは、聞いてそれを理解すれば、精となる。聞きかつ知ったことは、精神の安定を修すると、精になる。人が性急であってふらついているならば、かれには智慧も学識も増大することがない。


三三〇 聖者の説きたもうた真理を喜んでいる人々は、ことばでも、こころでも、行いでも、最上である。かれらは平安と柔和と瞑想とのうちに安立し、学識と智慧との真髄に達したのである。

中村元『ブッダのことば』岩波文庫

 聖者の真理を聞いて喜ぶには、「聖者の真理」をはっきりと判別できる智慧が先ず必要で、そうでなければたちまち迷妄に囚われてしまうことでしょう。聖者の真理を聞くときですら、それに没入するのではなくて「強情をなくし謙虚な態度」で臨むことが必要なのでしょうね。