蜀犬 日に吠ゆ

2011-03-05

[][][]満賀道雄『愛…しりそめし頃に…』10 小学館 20:21 はてなブックマーク - 満賀道雄『愛…しりそめし頃に…』10 小学館 - 蜀犬 日に吠ゆ

 もはや時系列無視のパラレルワールドに突入してやりたい放題の『愛知り』です。そうして今回も、テラさんが爆走!

愛…しりそめし頃に… (10) (ビッグコミックススペシャル)

愛…しりそめし頃に… (10) (ビッグコミックススペシャル)

 あーあと、この漫画『愛…しりそめし頃に…』だったんですね。ずっと「愛知り」「愛知り」って省略してたので知りませんでした。引用のところではちゃんとしてたのも、無意識。ユング先生って、偉いのかもしれませんね。

 ニュースヘッドライン。

  • 赤塚氏馬鹿売れ
  • テツ・オーイワに弟子入り。
    • カラテバカ一代つながりなのですが、つのだ☆ひろのお兄さんがカラテ漫画を描く企画を出したていになっています。梶原さんは登場するのでしょうか。
      • あーでもつのだ氏と梶原サイドの確執があって、満賀道雄はまあ新漫画党だからねえ。
      • 10巻の帯に「これを読まずして、日本の漫画は語れない!!」とありますが、「愛知り」読んで、「描かれなかった部分」にまで視野を広げないと漫画は語れないですよねえ。語るつもりないんですけど。
  • テラさん連載を降りる
    • サンデー一本を残して出版社を切る。うああ。
      • 全然関係ないけど、去年の正月古本市でテラさんの『漫画少年』研究書(覆刻?)を見かけて値段と折り合いがつかなかったんです。
      • いまなら、福音館のおおきなポケットとか、ポプラ社のコミックスペシャルとか、健全な漫画雑誌もありますけどね。コンビニの雑誌コーナを見たらテラさん脳出血するんじゃないでしょうか。石原さんの言論統制にも参加しそう。本当にもう、どうしてこうなってしまったのでしょうかねえ。
  • マンガニカ(藤子不二雄のマンガ教室)
    • 何がひどいかというと、ブッキングのA全集はオマケが付いてない! 藤子不二雄のマンガ教室(だったと思う)は中公版藤子不二雄ランド『まんが道』のおまけとしてわたしの愛読するところでしたので、どこの出版社でもいいから覆刻しろと思います。
      • それで思いだしたのですが、小学館のF全集も、Fの漫画だけ出して終わらせる気配がしてイヤなんですよ。巻末の文章でわかるように、才野はけっこう漫画評論や自作解説なども残しています。コロコロ読者向けの『ドラえもん1000ページ』で読みましたよ。「昔を思えば、180°の大回転」とかそういう評論を。文学者の全集なら、文学作品、評論、随筆はもちろん書簡集ですら収録されます。小学館が評論を巻末に収録しているという事実に、ものすごく不安を感じます。小学館ドラえもんルームの人々の誠実さは承知していますが、見識の高さには疑いを持たざるを得ません。
  • テラさんが満塁ホームラン
    • 打ちあげでしのだひでおと出会う。
      • しのだひでおといえばコロコロ巻末の漫画教室。開けた口の下は閉じよう。
      • 一時期、しのだひでおとよこたとくおの区別がつかなかった。アホにもほどがあります。でも、ふつうしのだひでおは藤子不二雄陣営だと思うじゃないですか。手塚プロだと知ったときはショーゲキでした。
      • 方倉先生や田中先生は、個性が強すぎると思う。
      • 満賀道雄の漫画を読んでいても、ほぼ才野氏にしか興味がない。これはこれで頭がおかしい。しかし、満賀氏は、語り部としての宿命を背負う人だと思う。
  • 新宿のホステス・エリちゃんはオタクだった。
    • 満賀氏がいちいち差別的表現を繰り広げる。「女のくせにロストワールド理解するのか」「ホステスのくせに異色作家短編集を知っているのか」そして感動するのですが、先入観ありすぎでしょう。新聞社でインテリ女性に囲まれていたわりに。
      • 時代がそうさせた、という演出かなあ。

 あと、ラパーの表紙は銭湯で新漫画党メンバーが笑顔、という絵面なのですが、才野氏と石森氏がベレー帽をかぶっての入浴。つまりこれはデタラメな絵だとわかるわけですよ。

 才野氏の風呂嫌いと、しずちゃんの風呂好きの心理を分析した上でブログ記事にしたいものです。まあしないけどね。