蜀犬 日に吠ゆ

2011-04-07

[][][][][]春のうた を読む(その13) 19:22 はてなブックマーク - 春のうた を読む(その13) - 蜀犬 日に吠ゆ

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 梅は匂(にほ)ひよ 木立はいらぬ 人はこころよ 姿はいらぬ

             隆達小歌(りゅうたつこうた)

 隆達小歌は近世最も栄えた貿易港である堺の旧家出身の僧、高三(たかさぶ)隆達が創始した歌謡。約五百首の歌詞が残っている。隆達自身の作詞も、そうでないのもある。室町の『閑吟集』を継ぎ、江戸時代歌謡につらなる位置にある。大半を占めるのは恋の歌だが、思想的には無常観が支配的で、題材といい思想といい、昭和の大半まで、日本の歌謡の基調は、思えばまことに一貫していた。右は無常観の表現ではないが、これまた日本の歌謡の愛する思想を歌っている。

大岡信『折々のうた』岩波新書

 ああ、サンジ君ね。

第187話 ”互角”

 いくら 何者に 姿形を変え ようとも… お前は お前さ

 バカかてめェ おれはそういう 映像にはとらわれねェ タチなんだよ

尾田栄一郎『ONPIECE』THE7TH LOG%22VIVI%22 集英社

第187話 ”互角”

 人は

 ”心” だろうが!!!!

(どんっ!!)

尾田栄一郎『ONPIECE』THE7TH LOG%22VIVI%22 集英社

 きゃーかっこいい!


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 永き日のにはとり柵を越えにけり

         芝 不器男(しば ふきお)

 『不器男句集』(昭九)所収。春になると、急に日が長くなった感じがする。実際には夏至のころが一番長いのに「日永(ひなが)」の感じは春のものだ。季節感の微妙さがそこにある。右の句、何の変哲もない写生句といえばその通りだが、鶏が柵を越える動作のうちに「永き日」の明るさ、のどかさをとらえた目は非凡である。不器男は昭和五年、二十六歳で死んだ俳人だが、遺句集には青春の抒情がきらきらと輝いている。

大岡信『折々のうた』岩波新書

 越えられては、柵の意味がないような。暖かくなってきて、にはとりも活動が活発になったということかな?

折々のうた (岩波新書 黄版 113)

折々のうた (岩波新書 黄版 113)

ONE PIECE 総集編 THE 7TH LOG (集英社マンガ総集編シリーズ)

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