蜀犬 日に吠ゆ

2011-04-27

[][]あずまきよひこ『よつばと!』9 電撃コミックス かんそう(その7の4) 19:28 はてなブックマーク - あずまきよひこ『よつばと!』9 電撃コミックス かんそう(その7の4) - 蜀犬 日に吠ゆ

 

よつばとやきにく! かんそう その4

 きましたね、やんだとよつばの丁々発止。

 お、結構 かわいいね!

 (あとで書く)


[][][][][]春のうた を読む(その33) 18:48 はてなブックマーク - 春のうた を読む(その33) - 蜀犬 日に吠ゆ

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 渚(なぎさ)白い足出(だ)し

       尾崎放哉(おざきほうさい)


 『大空(たいくう)』(大一五)所収。大正十五年四十一歳で死んだ俳人。一高・東大法学部を出て実業界に入ったが性に合わず、酒に溺れて地位を追われ、離婚、無一物で西田天香創立の修行団体、一燈園に投じ、さらに諸寺の寺男や堂守、庵守と、世捨人の一生だった。荻原井泉水の「層雲」によって自由律句を作り、晩年二年ほどの句で俳史に輝かしい名を残した。「老子」などを愛読して東洋思想に親しむ。直観によってはっしとものの核心をつく句風で、猿真似は禁物。

大岡信『折々のうた』岩波新書

 山頭火の方が好きですが、放哉翁もステキですよね。まあ真似したくなる気持ちはわかりますが、とてもこうは詠めません。

 

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 人気(ひとけ)なき公園の椅子にもたれて

 われの思ふことはけふもまた烈しきなり。     萩原朔太郎(はぎわらさくたろう)


 詩集『純情小曲集』(大一四)後半「郷土望景詩」十編の中の「公園の椅子」冒頭二行。故郷前橋で過した憂鬱きわまる青年期を回想した作で、同じ詩の別の部分には、「われを嘲けりわらふ声は野山にみち 苦しみの叫びは心臓を破裂せり」のような激した詩句もある。葉桜ごろのどこかの公園の椅子には、今も人知れぬ憂悶をもった青年が、「烈しき」思いを抱いて、苦しくうずくまっていることだろう。

大岡信『折々のうた』岩波新書

 真顔で「純情セレナーデ」とか言われたらたぶんかなりテンション下がるんでしょうねえ。

 今も昔も変わらない青春の悩み。そしてそれが満たされることは、たぶんない。名声を得るのは老いてからですし、富貴を極めることはできないでしょうから。

折々のうた (岩波新書 黄版 113)

折々のうた (岩波新書 黄版 113)