蜀犬 日に吠ゆ

2011-05-13

[][]焼畑文明~~レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹『火星年代記』ハヤカワ文庫 18:53 はてなブックマーク - 焼畑文明~~レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹『火星年代記』ハヤカワ文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 新版を買って読みました。まあ昔読んだのも当然覚えてませんけどね。

火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)

火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)

年表

二〇三〇年 一月 ロケットの夏

二〇三〇年 二月 イラ

二〇三〇年 八月 夏の夜

二〇三〇年 八月 地球の人々

二〇三一年 三月 納税者

二〇三一年 四月 第三探検隊

二〇三二年 六月 月は今でも明るいが

二〇三二年 八月 移住者たち

二〇三二年十二月 緑の朝

二〇三三年 二月 いなご

二〇三三年 八月 夜の邂逅

二〇三三年 十月 岸

二〇三三年十一月 火の玉

二〇三四年 二月 とかくするうちに

二〇三四年 四月 音楽家たち

二〇三四年 五月 荒野

二〇三五―三六年 名前をつける

二〇三六年 四月 第二のアッシャー邸

二〇三六年 八月 年老いた人たち

二〇三六年 九月 火星の人

二〇三六年十一月 鞄店

二〇三六年十一月 地球を見守る人たち

二〇三六年十二月 沈黙の町

二〇五七年 四月 長の年月

二〇五七年 八月 優しく雨ぞ降りしきる

二〇五七年 十月 百万年ピクニック

レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹『火星年代記』ハヤカワ文庫

 最初の探検隊とか、最後の燃える地球以外は、ほとんど忘れていました。しかしこれって、「わかものよ、日本に未来はないので海外へ出よ」って話なのでしょうか。


[][]あずまきよひこ『よつばと!』9 電撃コミックス かんそう(その9) 18:53 はてなブックマーク - あずまきよひこ『よつばと!』9 電撃コミックス かんそう(その9) - 蜀犬 日に吠ゆ

 富山から真岡へ毎年気球がとぶので、空を見れば気球が! という気分はわかります。あと、那須塩原の千本松牧場でも気球イベントが定期的に行われています。乗ったことないけど。

よつばとききゅう! かんそう

 遠近法への突っ込みばっかり。

 しかしこれ、ほんとうに、ペンペンしてるのってとらのどの部分なのでしょうか。そういうことばかりが気になる。Enjoy できない。

よつばと!  9 (電撃コミックス)

よつばと! 9 (電撃コミックス)


[][][][][]夏のうた を読む(その9) 20:11 はてなブックマーク - 夏のうた を読む(その9) - 蜀犬 日に吠ゆ

17

 草枕旅に物思(ものも)ひわが聞けば夕片(ゆふかた)設(ま)けて鳴く河蝦(かはづ)かも

                       よみ人しらず


 『万葉集』巻十。「草枕」は旅にかかる枕詞。「夕方設けて」は夕方になって。古代の人々の旅は実際にはどんな風にして行われていたのだろうか。いずれにせよ私たちの観光旅行のようなものはほとんどなかった。よほどのことがなければ、人は旅に出たりしなかった。不便だし、飢えその他の危険もあった。その旅に出て、日暮れ時、川べりでカワズ(万葉ではカジカを指すことが多いが、この歌ではふつうのカエルかもしれないという)を一人聞いている男。

大岡信『折々のうた』岩波新書

 カジカであるカハヅは、蚯蚓と同じように川で鳴くと思われていた。ので、聞いた声はカエルでしょうね。よみ人がイメージしたのがどちらかは、わからないわけですが。


18

 五月雨(さみだれ)や御豆(みづ)の小家(こいへ)の寝覚(ねざ)めがち

                     与謝蕪村(よさぶそん)


 「御豆」は淀川と木津川の合流点に近い淀東南の地名。このあたりは土地が低く、湿気ていて、さみだれの季節には川が氾濫をおこしやすい。そのおそれから、屋根をしばしば雨がたたく季節がやってくると、一帯の小家に住むつましい人びとは眠りも浅く、寝ざめがちになるというのである。蕪村には「さみだれや大河を前に家二軒」という有名な句もあるが、御豆の小家のさみだれの哀れ深さには及ばない。

大岡信『折々のうた』岩波新書

 しかし、氾濫がなければ慣れてしまうのも人間の本性。土地が低く、湿気ている場所に住むのは、経済的合理性。

折々のうた (岩波新書 黄版 113)

折々のうた (岩波新書 黄版 113)