蜀犬 日に吠ゆ

2011-07-08

[][][][]馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社 を読む 20:39 はてなブックマーク - 馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社 を読む - 蜀犬 日に吠ゆ

 『水滸伝』『西遊記』のつぎは、サンゴクとかキンペイではなくて、本当は平妖伝なんですよねえ。

解説

一 はじめに

 『平妖伝』という小説は、『水滸伝』『西遊記』などと同様に、その源を民間の語り物に発していると推測される。北宋の仁宗皇帝の代に、貝州(ばいしゅう)(河北省)で宗教的色彩をおびた農民暴動が起こったが、その首謀者たちは妖人で、妖術を使い官軍を悩ましたことが史書に記されている。この事件は当時の人々を驚かせたようで、早ければ宋代、遅くとも元代には、講釈師たちの材料になっていたと考えられる証拠がある。その話がふくらんで明代になるとついにに全二十回の中編小説となった。

(略)

これに眼をつけたのが明末の文学者馮夢竜(ふうむりゅう)で、かれはこれを増訂して四十回とし、話の筋をととのえて読みごたえのあるものとした。それ以後、二十回本の存在は忘れられ、『平妖伝』といえばただちに馮夢竜増訂の四十回本を指すことになった。

馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社

 馮夢竜って、「ふうぼうりゅう」が一般的だと、アズマエビスの常識的に思う。

 というわけで、『平妖伝』を読もうと思う。

中国古典文学大系 (36)

中国古典文学大系 (36)