蜀犬 日に吠ゆ

2011-07-15

[][]ぜんぜんおかしくないのですな~~あずまきよひこ『よつばと!』10 電撃コミックス かんそう(その8) 19:31 はてなブックマーク - ぜんぜんおかしくないのですな~~あずまきよひこ『よつばと!』10 電撃コミックス かんそう(その8) - 蜀犬 日に吠ゆ

よつばと! 10 (電撃コミックス)

よつばと! 10 (電撃コミックス)

よつばとかでん! 

 結局、カメラは買わないのかぁ。思い出の付箋なのに。

 この話の結論は、結局ふーかの異常なテンション。というわけで、今回の一コマは、これ。二コマだけど。



[][][][]馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社 を読む(その8) 19:59 はてなブックマーク - 馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社 を読む(その8) - 蜀犬 日に吠ゆ

第六回 小狐精(こせい) 智もて道士を賺(あざむ)き/女魔王 夢にて聖姑に会う

 美少女である媚児を籠絡したくて、賈道士は様々に策を練ります。

 まず、酒食に飢えている兄貴、瘸児をごまかそうと雄鳥を絞めます。

第六回

廟におります一羽の暁を告げる雄鳥を、乜(ニエ)道人に絞めさせて、料理することにします。乜道人は賈道士の胸のうちをさとって、さっそく仕事にとりかかります。下男はまだ眠そうに、

「阿弥陀仏(あれまあ)、生かしておけば時を知らせてくれるものを、なんでまた命を奪うようなことをするんだ」

 乜道人は笑いながら、「お師匠さんは早起きを学ばれたのだ。暁を知らせることは、いらなくなったんだ」

馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社

 「阿弥陀仏(あれまあ)」ってのは、「Jesus!」とか「My GOD!」って意味合いでしょうね。洋の東西を問わず、とはよくいったものです。「ウルリック トゥース!」とかいう場面で「アミターヴァ!!」とか呻ると超クールなのでしょうか。

 聖姑姑は、瘸児の容態からみて白雲洞へは行けないだろうから、好意を寄せてくれた廟主に身柄を預けて旅を続けようとします。賈道士は媚児とつながりをつくりたいので、瘸児を弟子とします。当然、媚児は妹子という扱いになりますので、くっつききりになります。媚児のほうでも親しみを持って、やがて賈道士が手をにぎったり、足にさわったりするようになります。しかし聖姑姑の目がどうにもうるさい。

 旅立ちを妨げていた雪がやむと、賈道士にはあらたな策が必要になります。

 それと、乜(ニエ)道人もまた、媚児に懸想しており、賈道士の失点を狙うようになります。


 旅立ちに向けて賈道士は、旅の着物を贈るため仕立屋を頼んでいました。反物を捧げてどういう風に仕立てたらいいかを聖姑姑が仕立屋に申しつける形をとって、媚児との逢瀬の時間を稼ぐ作戦です。

第六回

媚児がただひとりでいる隙に、近よると抱きとめて、

「妹御、長いこと待っていました。この機に、早くわたしの命を助けておくれ」

 媚児、

「ひる日なかに、まあ恥ずかしい。どうしてそんなことが。おかあさんがすぐ来るわ」

「母上は仕立て屋に言いつけておられるから、まだまだ暇がある。この一刻こそ千金の値打ちだ。妹よ、この兄のいうことを聞いておくれ。困らせないでさ。」

馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社

 「こまらせないでさ」←千葉県民?

第六回

 と言いながら、頬を寄せて接吻しますと、媚児も舌を道士の口にいれて、

「にいさん、あたしだって木や石じゃありません。それでもいいおりがないんですもの。今晩、夜中すぎ、母が眠っているとき、こっそり下へ降りますから、この榻(とう)のところでお逢いしましょう。約束を破ってはだめよ」

馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社

 ロミジュリ展開。

 盗み聞きしてる乜道人。役者はそろった!


 二人が別れると、たちまち後をつけていた乜道人が媚児を抱きかかえます。

第六回

「あなたが師匠と通じていることは、すっかりわかった。誰にも言わないから、お初はこちらの番にさせてくれ。井戸ばたで会ったのも私が最初だ。仲人にもお礼はしてもらわなけりゃならない」

馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社

 ど下衆!!


 媚児は、うまい事言ってその場を収め、

第六回

 ――このからくりを漏らしては大変大変。とにかく、あいつらをからかって、今夜はひどい目にあわせてやろう。

馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社

 女狐サスガッス!

(つづく)

中国古典文学大系 (36)

中国古典文学大系 (36)