2011-08-29八朔
穴の中にて鳴く虫の鳴きつゞけてゐる(山頭火)
2011-08-28
暗さ匂へば螢(山頭火)
2011-08-26
いただいて足りて一人の箸をおく(山頭火)
五七五だ! 詐欺だ!
2011-08-24
月よ山よわたしは旅で病んでゐる(山頭火)
■ [筆記][芸能][江戸時代]無職~~関山和夫『落語名人伝』白水Uブックス 
関東の巻・近世(江戸時代)
桜川慈悲成
関山和夫『落語名人伝』白水Uブックス理くつ
やくにたたぬむすこ、飯を喰(くら)っては二階へあがり、一日寝てばかりいるゆえ、親父大いに腹をたて
「やいやい、せがれ、われはまあ飯を喰(くろ)うて寝てばかりおるが、そのように身を持ったらば思いやられたものじや、何か役にたつことをして銭をとることを考えてみろ」
「わたしも銭をもうけることをこの間から考えております」
「飯を喰っては寝、喰っては寝して、何が銭もうけになられるものだ」
「せめて牛になって、車でも引きましょうと存じて」
伜の台詞って、平成でも通じそうですねえ。引用元である桜川慈悲成の『軽口噺』は(享和三年*1)ですけど、日本語ってあまり変化なかったのかしら。(親父の言葉は江戸っぽいですけどね)

- 作者: 関山和夫
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 1992/02/01
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*1:A.D.1803
2011-08-23
めざめよ、ジャイアン(大魔境)
ジャイアン、何に目覚めるのでしょうね。興味あります。ア・プリオリに妹萌えですが、ひょっとして……
違うほうに目覚めちゃった時、ペコの責任能力が問われる事態。
どうでもいいんですけど、このコマ素敵すぎる。映画は横長のフレームに縛られてしまいますが、漫画ならば縦長でもありなんです。
ニヌケの妙技が、ここにはありますよね。
2011-08-21
2011-08-18
2011-08-17
松風ふいて墓ばかり(山頭火)
2011-08-16
よい道がよい建物へ、焼場です(山頭火)
2011-08-10
みんな生きてゆく音たててゐる(山頭火)
2011-08-09
朝からはだかでとんぼがとまる(山頭火)
2011-08-08立秋
残暑お見舞い申し上げます。
「ふるさとは暑苦しい墓だけは残つてゐる」山頭火