蜀犬 日に吠ゆ

2011-08-09

[][][][]馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社 を読む(その15) 20:34 はてなブックマーク - 馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社 を読む(その15) - 蜀犬 日に吠ゆ

 今までの伏線をがんがん回収します。

第十二回 老いたる狐精 灯を挑(かきたて)て法を論じ/癡(おらか)なる道士 月に感じ懐(こころ)傷(いた)む

  • 聖姑姑が蛋子和尚の天書を見る
    • 地煞の書のみで天罡はない。

第十二回

「天は能く地を包むも、地は天を包むことはできない。いま第十六条によれば壺天法となっているが、壺中の天は天上の天ではなく、これは遁甲縮地(とんこうしゅくち)の意にすぎぬ。また第七十二条は地仙法とあるが、天仙といわず地仙といったところを見ても、天罡に及ばないことは明らかである」

馮夢竜 太田辰夫『平妖伝』大系36 平凡社

 滅びる定めか。しかし、『西遊妖猿伝』の再解釈っぷりはさすがですねえ。

  • 聖姑姑は蛋子和尚とともに『如意冊』の修行に入る
    • 奪い合ったりしないんだ。
      • それは蛋子和尚も感心している。蛋子和尚は天書の梵字が読めないのだから、聖姑姑が知識を独り占めしてもいいのに、二人で術の修得を目指すのは、これも伏線かしら?
中国古典文学大系 (36)

中国古典文学大系 (36)