蜀犬 日に吠ゆ

2011-08-28

[][][]増税が消費税を狙うのは、王朝が衰退期だから~~イブン=ハルドゥーン『歴史序説』2 岩波文庫 20:51 はてなブックマーク - 増税が消費税を狙うのは、王朝が衰退期だから~~イブン=ハルドゥーン『歴史序説』2 岩波文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 再掲。

第3章 王朝、王権、カリフ位、政府官職

三七 王朝の後期には商税が課せられる

 ところが、やがて王朝は都会生活の風潮に染まって奢侈とその習慣を身につけはじめる。そして前代の王朝と同じ轍を踏む。その結果、王朝の人々の支出が増大し、とりわけ支配者の支出は、側近のための支出や彼らに与える莫大な手当のために極度に増大する。そこで正規の税収入だけではこれらすべてをまかなうことができないので、王朝は税収入を増やさねばならない。というのは、軍隊にもより多くの手当を必要とし、支配者自身も自分の支出を支払うために多くの金銭を必要とするからである。そこですでに述べたように最初は各人に対する割当課税額が増加される。ついで奢侈の習慣と兵士の手当の増大に伴って必要経費が増加するので、ついにはその王朝は老衰病にかかる。その王朝の連帯集団はまったく弱体化し、諸州や遠隔地方から租税を集めることができなくなる。こうして税収入は減少するのに、(お金のかかる)習慣は増える。兵士の俸給や手当もまた増加する。そのために、支配者は新しい税種を導入しなければならず、その税を商品に課すことになる。すなわち支配者は市場で売られる商品の値段に一定額の税を付け加えたり、都市の門で(通過する)商品に税を課す。結局、人々の奢侈が多くの手当を要求することと、加えて軍隊や守備兵の兵員増加とによって、支配者はこの課税を推し進めざるをえなくなる。こうして王朝の後期には、えてして税が過重となり、利益を得る望みがなくなるため、市場が不振となる。

イブン=ハルドゥーン『歴史序説』2 岩波文庫

 ザッピングでチラ見した民主党代表候補者が、あんまりにもあんまりで、まるきり自民党レベル*1だったので日本新党からこっち、この国は駄目になっちまったという印象しかありません。もちろん、宇野とか、海部が立派だったというつもりはないんですけど、財務省(旧大蔵省)の物品税阻止はよかった。

 消費税は地下鉄に毒(自粛)より多くの人を不幸に追いやっている。なーんて嘘に引っかかる、か? 引っかからないね!

歴史序説 (2) (岩波文庫)

歴史序説 (2) (岩波文庫)

*1:民主党がアホばっかりなので自民党という意見には賛同しません。自民党はカスばっかりでしょう。